2017年12月20日水曜日

iron ハイランダー2017 カード解説2/9

カードを5枚ずつ解説します。ハイランダーを組む際は、カードの性能とシナジーに留意して組むべき、という観点から、性能とシナジーについての解説をしていきます。
今回は、以下の5枚です。


7
龍素記号Srスペルサイクリカ
2
学校男
4
解体人形ジェニー
5
超次元リバイヴ・ホール
7
魔龍バベルギヌス

1.「龍素記号Srスペルサイクリカ」
 性能
  言わずもがな最強の呪文使いです。何より、使った呪文が手札に加わることで更に使いまわしたり、マナチャージの確保にも繋がります。
 シナジー
  ほぼ全ての呪文とシナジーです。この構築においては、「ドンドン吸い込むナウ・ホーガン・リバイヴホール・ライフ・ガチンコルーレット・セブンスタワー・ミラクル・フェアリーホール・ホワグリ・墳墓・シャワー・レインボースパーク・エタトラ・焦土・宝剣・エッジ・テック団」を使うことができます。とくに、ホール系や、ホーガンの使い回し、焦土からの宝剣サイクリカのコンボなど、超強力な組み合わせが魅力です。セブンスタワーでのブーストも、11につながる点では大きいです。ハンド次第では、セブンスタワー→ホーガン→サイクリカでセブンスタワー→次ターンにセブンスタワー→大型クリーチャーの流れも考えられます。「グラスパー」圏内というのも使い勝手が良いところです。
  また、ロマネスクで墓地に送って疑似マナ回収もできる点は、その場の状況に合わせたプレイングを可能にします。墳墓を打った後、マナをわざとかぶせてもう一発というプレイングはビマナなどの同型デッキには有効です。


2.「学校男」
 性能
  2マナ除去・単色で2つの役割、更には、状況に応じて自壊の役割も担うことができます。速攻デッキに対してスタートクリーチャーを破壊し、1ターンの猶予を生み出すのは非常に優秀です。
 シナジー
  ロマキャン(ロマネスク自壊)や、cipクリーチャー自壊からのバベルギヌスなど、状況に応じては非常にメリットが大きいクリーチャーです。使い所は限られていますが、プレイグの幅を大きくする点では良い効果です。





3.「解体人形ジェニー」
 性能
  4マナ・単色・確定ハンデス・ハンドピーピングです。クリーチャーとして殴ることも可能です。2→4で3ターン目に打ちたいカードの一つです。相手の戦略を大きく崩したり、次の行動を予測してプレイングを変えることも可能です。「パクリオ」という完璧なハンデスクリーチャーも存在しますが、盾を割り切る可能性を残している点で差別化し、採用しています。
 シナジー
  相手のハンド状況に応じてプレイングを変えるという点では、ほぼすべてのカードとシナジーしていると言っても良いと考えています。特に大型クリーチャーをマナに埋めるかどうか、手札を残すかマナに置くかという選択も、相手の速さやハンデスカードを所持しているかどうかから判断して行うことができます。グラスパー圏内であることも実は利点の一つで、選択肢が他にない場合の妥協点になってくれます。


4.「超次元リバイヴ・ホール」
 性能
  5マナ超次元呪文・単色・墓地回収です。「ミカドホール」が流行った時期もありましたが、私は一貫してこちらを採用しています。忍者の回収や、単純に手札補充が効く点、デッキコンセプトの「なんでもできる→デッキアウトもできる」という点も注目すべき点です。
 シナジー
  ロマネスクで墓地に送って疑似マナ回収、使い終わったブサ丸の回収、自身に「ヴォルグ」からのサイクリカで墓地回収、「プリン」、と、この構築ではやることがたくさんあります。また、生姜・醤油・プリンの三体に同時にアクセスできる点は魅力的です。




5.「魔龍バベルギヌス」
 性能
  単色クリーチャー・相手除去・墓地蘇生と、なかなかいい仕事をします。
 シナジー
  「ヴォルグ」や「ロマネ」と相性が良く、特に「ロマネ」で狙ったカードにつなげることができるのは大きな点です。ほぼすべてのクリーチャーとシナジーしていると言っても良いレベルで使い勝手が良いカードです。
  また、「グラスパー」が墓地ソースに変わるのも魅力の一つです。








6.最後に
 ギヌスは好みの問題で採用しています。「グラスパー」から「ギヌス」で墓地の「サイクリカ」→「エッジ」で、Tブレイクでターンエンド。もう一度自分のターン→「ドラゴ大王」マナチャージから「とわりゅう」召喚、「グラスパー」で「大王」出してTブレイク→ダイレクトアタック。相手は死ぬ。という奇妙な動きも、ギヌスなしでは成り立ちません。
 また、ロマネスクで無情に消えて行くマナが希望の光に変わる点も、このカードを採用する大きな一因になっています。除去されても墓地回収を経由せずに場に出せるのは、ハンデスが怖い昨今では非常に有用なのではないでしょうか。やっぱり、汎用性が高いカードは強いですね。

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