2020年11月29日日曜日

カード考察81:マナ・クライシス

 ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら



今回のカードはこちらです。






点数:72

 4マナ、つまり、最速3ターン目に発動可能。こちらのマナが増える「焦土」と違って、相手にかんよするだけ。低マナであるため、事故りにくい単色というのも魅力。


利点

 4マナの呪文を使い回すカードが豊富なので、サポートを受けやすい。こまわりがきくので、低マナハイランダーには入れておきたいカード。


シナジー

 「イグゾースト」でコストを無視して墓地から発動。繰り返し発動することが肝要なので、「焦土」と組み合わせる必要がある。また、その流れでいわゆる「宝剣サイクリカ」ができる。トリガー付きなので、「深緑の魔法陣」でマナから、という動きも可能ではある。

 三ターン目に打つための4マナなので、このカードを4ターン目に発動するようではなんのために採用したのかわからないので、2マナのブーストを多めに採用して、「マナクライシス」が手札にある時は必ず発動できるという状況にしておきたい。


欠点

 相手のマナを消すだけ。後半に来ても困る。焦土と役割がかぶる、というか、下位カード(下位互換ではない)。結局序盤にこない上に、来ても発動できないという状況が十分考えられる。


終わりに

 こうなればいいな、こうなるだろうな、という楽観的な考え方も大事だが、ハイランダーにおいては、こういう事故もあるかもしれない。それでも、その場合はこうするから良い、という風な構築にすることが大切である。したがって、「マナクライシス」を採用するなら、マナ破壊に特化したデッキか、序盤に発動できなければマナに埋めてもいい、という考えでの構築が必要。

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