2020年11月2日月曜日

カード考察79:混沌紳士 トリックスタァ

 ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら


今回のカードはこちらです。


点数:82点

 7コストで10コストの呪文を踏み倒し。かつ、墓地に置くことができる。「グラスパー」から出せる。色が単色なのが惜しいところでもあり、強みでもある。呪文主軸のデッキへの採用なら非常に有用。


利点

 コストには9と書いてあるので、ガチンコジャッジには強め。実際は7コストで出すことができる。呪文も、3枚まで選んで使えるので、1枚の大型呪文を唱えても良い。墓地に呪文が落とせる、という見方もできる。


シナジー

 墓地に呪文、つまり、「サイクリカ」。改めてサイクリカの使い勝手の良さがわかる。「宝剣」+「セブンスタワー」でも良い。サイクリカではどちらかしか唱えられないが、このカードなら+3マナあるのが大きい。55333など、めくったカードによっていろいろな可能性があるので、呪文の配分、特に、ツインパクトの配分に注意したデッキ構築にしたい。


欠点

 めくれなかったら不発、という運要素が大きい。5枚めくって1枚という確率は、8枚あって8割。複数枚欲しいなら、デッキの半数は呪文(ツインパクト)の構築にしなければならない。また、今使っても仕方がないという呪文を何枚も引いてしまうと、それだけで7マナ支払い損になる。デッキの残り枚数と、デッキに残っている呪文を把握しておかなければならない、という、高度なプレイイングが求められる。


おわりに

 呪文を主軸にしたハイランダーなら大いに採用があり得る。


オールデリートが使える気がしてたのはきっと疲れてたんだと思う。7マナでゲーム終わらされてたまるか。指摘のコメントありがとうございます。

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