カード考察９１：ほめほめ老 / ホメホメ老句

    ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では１００点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の３点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。

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評価：８２点

　赤単色・7マナ（5マナ）スピードアタッカーWブレイカー・アタック時三枚引いて二枚ランダムに捨てる。これだけでもつよそうだが、ターンエンド時に山札の下に戻って1ドロー付き。2マナの呪文として使っても強い。

１．利点

　序盤・中盤・終盤、どこできても使い道がある。墓地後やしもできるし、タップクリーチャーの除去もできるし、とりあえずシールドブレイクもできる。殴れば、5マナ4ドロー2捨ての割とファンキーなカード。

２．シナジー

　墓地が増えるので、墓地ソでよく使われる。「5000GT」とか「クロスファイア」とかはもちろんだが、墓地からリアニメイトする意味で「バベルギヌス」系のカード（今では「灰燼と天門」か）とも相性が良い。自身も墓地に行くので、実質3枚墓地が増える。

　「キャロル」でも入れておけば、欲しいカードが墓地に行きにくくなる、けど、だから何？のレベル。

　ビビットドローとも相性が良いが、相手が見ずに選ぶので、ややこしい。「スペルデルフィン」がいる時にランダムハンデスされたらどうなる？で調べれば同じような内容がわかるかもしれない。ちなみに、ビビットドローは引いたカードをちゃんと区別しないといけないので、もし公式大会でやってしまった場合は、ジャッジにどうすればいいかちゃんと確認すべき。

３．欠点

　呪文の方は、ランダムに墓地に送られるので、今欲しいカードを引いてそのまま墓地に送られた、ではやってられない。「キャロル」を4枚採用して、“純粋に3ドロー”とドヤってもいいけど、だから何？ってレベル。クリーチャー側も、下手にシールドを割りたくない時だってある。せっかくドローするのに、ランダムに捨てるようじゃ次のターンが安定しない。墓地が増えて嬉しいデッキ、殴って嬉しいデッキでの採用は大いにあり得る。