2018年3月11日日曜日

カード考察11:唸る鉄腕 ギリガザミ

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。

























評価:75点
 「サーファー」、SSTで9コス以下呪文踏み倒し、水単色です。「サーファー」が強いのは周知の事実ですので、それに踏み倒し効果まで着いてきたと考えれば、十分に優秀なカードです。呪文構築のハイランダーなら、入れても損は無いどころか、良い働きをしてくれると思います。また、8コストという高コストであるという点に関しては、「サーファー」でさえ普通に出すことはあまりないので、おまけ程度に8コスト除去カードでもある、という捉え方をすると、とても強いカードに思えてきます。

1.利点
 デッキ構築の幅が広がります。呪文だけでは場にクリーチャーを揃えることができず、コントロール特殊勝利型のデッキになりがちですが、トリガーからの殴り返しという戦法を取り入れることで殴って勝つこともできるデッキにすることもできます。超次元クリーチャーの採用も考え、昔の超次元ビートのような立ち回りもできます。

2.シナジー
 利点の部分でも取り上げましたが、超次元呪文との相性は良いです。デッキに呪文を多く取り入れる形になるとおもうので、クリーチャーを用意するなら超次元クリーチャーを採用するのが手っ取り早いという考え方です。また、「ドルマゲドン・ビッグバン」のようなとんでもカードを採用しても面白いでしょう。「インテリクジラ」や「神々の逆流」、「サイクリカ」、「マギカ」、「コギリーザ」などと一緒に採用して、ことごとく呪文を踏み倒しまくるデッキでも面白いと思います。「ホーガン」なんてうってつけのカードもありますね。水色に染まりそうですが、多様な呪文でカバーする構築、素敵だと思います。(自分がやるとは言ってない)また、新しく出るツインパクトとは非常に相性が良いですね。呪文として使えなくてもクリーチャーになるので、草利用が有りません。有用なツインパクトが今後出てくる事に期待です。

3.欠点
 呪文重視の構築になるという点で、「ヴォルグ」で終わりになりそうです。そのために「悠久プリン」を積むかどうか、などと、変に枠を取られるようでは、何のための呪文構築なのかわかりません。また、シナジーでも述べたとおり、水が多くなってしまうという点です。例えば私が使うハイランダーの内の一枚を「ギリガザミ」に変えたところで、何の働きをしてくれるかは甚だ疑問です。構築そのものを変えていく内に、デッキの色が4色になってしまうことも視野に入れた構築が求められます。また、フィニッシャーを超次元にするということは、踏み倒しメタがぶっ刺さってくるということにもなります。

4.終わりに
 私のハイランダーのコンセプト、「なんでもできる」という点では、呪文を多種採用したほうが良いように思えます。クリーチャーにはない効果が呪文にあるので、(というかそうでないとクリーチャーが強くなりすぎるので)小回りの効く、なんでもできるコントロール系のデッキに成るのではないでしょうか。もちろん、「オリオティス」や「トリッパー」のような置物は採用するのでしょうが、完成形はどうなるのでしょうか。いざ完成してみればとてもおもしろい、カウンター風味のデッキに成るのでしょうね。実際に「ギリガザミ」を採用しているハイランダーなどあれば、教えて下さい。
 

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