ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。
今回のカードはこちらです。
評価:85点
ブロッカー、出た時2ドロー、呪文アンタッチャブル、手打ち呪文をもう一度唱える、6マナ、水単色のクリーチャーです。「極楽カイザー」のような効果ですが、唱え直す呪文の制約が取れました。また、単純に2ドローが強いという点と、呪文風味ハイランダーを作ったのでそちらに入れてみたいという思いで高得点を付けています。
1.利点
ハイランダーに置いての手札補充は重要です。しかも、ドローした次のターンに呪文が2倍になるというおまけ付きというのは魅力。アンタッチャブルなので比較的場残りしやすいので、次のターンに備えることもできるのではないでしょうか。ただし、「ホーガン」でこのカードが出てきた場合、ホーガンを2度打ちできない点には注意です。使い直し系のカードは、そのカードが場にいる状態で手札から使った呪文にのみ有効です。なお、トリガーは手札から唱えた扱いになる(2018/3現在)ので、覚えて置く必要があります。
2.シナジー
利点の部分でも書いたように、トリガーは手打ちなので使い回せます。相性良しと見て良いでしょう。また、次のターンが7マナであることから、「宝剣」や「エッジ」と併用すると爆発的なアドです。その他、呪文ならだいたいすべてのものとシナジーを形成しています。「ホーガン」を2回使えるのは嬉しいですね。さらに、墓地から唱え直した後のカードは墓地に留まるので、「サイクリカ」で更に唱え直すこともできます。「ロイザー」→「宝剣」→「サイクリカ宝剣」→「宝剣」なんてとってもワクワクする流れですね。
3.欠点
アンタッチャブルで場残りしやすいとはいえ、4000ポッチのパワーでは「ショウガ」されたり「ミツルギ」されたり、マッハファイターの餌食にもなったりと、除去の手段は豊富にあります。ブロッカーが仇に成ることもあるかもしれません。また、6コストでこちらの体制を整えるようでは、相手にテンポアドバンテージを渡してしまうこともあるでしょう。さらに、単色であるゆえに色の調整が難しいという面も否めません。うっかりドラゴンが付いているのも、良し悪しです。
4.終わりに
もうすでにコンボが発表されていると思いますが、様々な使い方ができそうなカードです。コンボ向けカードですので、2ドローが付いていなければハイランダーへの採用は考えなかったと思います。しかしそれでも、呪文をしっかり使いたいという型のデッキであれば、十分に活躍しそうなスペックですね。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
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