ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:72点
4マナ自然単色、ツインパクト、クリーチャーは疑似盾焼却、山札操作メタ、特殊勝利。呪文側は、8コスト、クリーチャー確定除去、特殊勝利(クリーチャー側を出す)です。単純に、盾を割っても手札が増えない上に、4ターン以内に手札にあるカードだけで何とかしのがなければならないという状況に追いやることができます。
1.利点
4マナというそこそこ軽量なクリーチャーで、踏み倒しを考えなければ最速4ターン目にシールドブレイク、からの4ターンですから合計8ターンで相手はこいつを何とかしなければなりません。「ギフト」や「ヘブンズフォース」で踏み倒せば7ターンです。しかも、ドローや墓地肥しをすればするほど相手の寿命が少なくなります。こんなに大きなプレッシャーはなかなかありません。また、山札を見ることができないという制約も大きいですね。
2.シナジー
「九十九」で「とわりゅう」などと一緒に出して、スピアタにして攻撃なんか面白そう。単純に「ブラッディクロス」とは相性よしです。「ニュージェネ」や、同じ弾の「HD2(自分か相手に2マナブースト・5コスト)」ともマナカーブ的にはうれしいですね。また、相手にドローを強要するという点では、ハンデスカードも有効な手段でしょう。
3.欠点
4マナの時点で使用したい。それ以降ではやや遅い。つまり、複数積安定です。ハイランダーではなさそう。また、呪文も相手にクリーチャーがいなければ無意味。除去手段も多く、パワーも4000と、「ショウガ」されたりマッハファイターされたり、何なら「デモンズライト」でドローされつつ溶かされそう。と、いろいろ欠点を挙げようとしてみましたがやはり一番は、ハイランダー向きではなさそうという点。
4.おわりに
確かに強い。効果は魅力的。実際に使ってみたいけど、ハイランダーではなくて専用デッキですね。ハイランダーに組み込むとしたら、このカードのサポートを増やして、ハンデス気味のデッキになるのでしょうか。としたらドロマー?だとこのカード入らないんだよなぁ。。。という感じのカードです。効果が素敵だからと言って、むやみやたらにハイランダーに突っ込んではいけないという教え。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
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カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
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