2023年7月25日火曜日

カード考察209:蒼黒神龍バビロン・ヴェイル

      ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

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評価:80点
 ブロッカー、ドローメタ、ドローソース。相手の2枚目以降は捨てさせ、こちらの最初の1枚ドローは、2枚引いて1枚捨てる、になる。

1.利点
 相手の手札をケアできる。コントロール型のハイランダーにおいて、相手に選択肢を与えずこちらの選択肢を広げる、というのが理想。その理想を1枚で体現している。ブロッカーもついているので、ただの置物+αの活躍を見込むことができる。

2.シナジー
 自分の墓地にカードを貯めることができるので、「サイクリカ」や「ザーディクリカ」、「サイクルペディア」による呪文の再利用、「バベルギヌス」による墓地蘇生など、墓地を活用するカードにつなぐことができる。
 「サイバー・N・ワールド」で、強制的に手札を1枚にすることができる。

3.欠点
 捨てるカードを相手が選ぶことができるため、マッドネスにかかりやすい。また、相手の手札がそもそも潤沢な時にはほとんど無意味なので、序盤にしっかり引いておきたい。終盤でも使えるが、最初のドローには反応しないので、トップで解決されそうだし、マナ回収や墓地回収、サーチなどのドロー以外の手札補充には対応していないのもやや難点。

4.おわりに
 強制的に2枚引かせる「オーバースキル」を立てて、このカードを2枚採用すれば簡単にドローロックをかけることができる。が、ハイランダーでは無くなる。

1 件のコメント:

  1. 手札を強制的に1枚にさせられるカードとして、Nの他にシューマッハ、Vチャロンなどがある
    手札入れ替え効果はアモデゴラスと好相性だが逆に多ドロー警察が干渉する

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