2023年7月24日月曜日

カード考察206:「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」

     ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

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評価:75点
 ハンタークリーチャーの数だけコスト軽減、ジャストダイバー、Tブレイカー、召喚時とアタック時に山札から6枚めくって10コスト以下のハンターを2体踏み倒し、相手のシールドが5枚以上でスピードアタッカー。
 夢がある効果ではあるが、ハンター縛りなのでデッキを選ぶ。

1.利点
 アタック時にも効果が使えるので、踏み倒しで出てきても損がない。また、めくる枚数が多いため、ピン刺しのカードなどとも連携が取りやすい。

2.シナジー
 ハンターがついていれば基本何でもOK。初動では「バンビシカット」が使えるし、よく使われる「ガイアッシュカイザー」や、フィニッシャーの「鬼丸覇」、ハンターデッキで使われる「メテオライトリュウセイ」や「永遠のリュウセイカイザー」、「逆転王女プリン」などのハンターカードと組み合わせると、万一相手にターンが返った時にもアタッカーを止められるし、スピードアタッカーの付与や、アンタップさせてもう一度アタックトリガーの活用ができる。
 「ガイアッシュカイザー」に関しては、シンパシーの関係でさらにコスト軽減が可能。「プリン」でアンタップさせるなら、スピードアタッカーを付与するハンターと一緒に踏み倒したい。

3.欠点
 ハンターを入れないといけない点。構築の幅が狭まる。
 また、シールドが5枚ないとスピードアタッカーにならないので、「ダイハードリュウセイ」はややアンチシナジー。他のカードでスピードアタッカーを付与すればいいだけの話だが。さらに「鬼丸覇」に関しては、エクストラターンが欲しいので、できれば先に攻撃したいところ。やはりここでも、シールドが5枚無くてもスピードアタッカーになっていて欲しい。
 上記のスピードアタッカー問題を解決するために、ジャストダイバーの場残りしやすさを活かして、召喚した次のターンにアタック、と行きたいが、ジャストダイバーで攻撃中に破壊されにくい点を活かしたいので、やはりスピードアタッカーが欲しい。

…となると、スピードアタッカー付与のハンターは必ず引きたい→複数積まなければならない→ハイランダーとは!!??となってしまう。

4.おわりに
 やはりこのカードは専用デッキを組んでこそ活きるカードのような気がする。たくさんめくってたくさん出したいけど、ハイランダーはもう少し穏やかに動かなければならないのかな。

1 件のコメント:

  1. 新規の必然リュウセイ、永遠リュウ、メテオライトなどリュウセイ系統にSA付与してもらうのが一番だろう
    それぞれ役割も異なるため2種の刃鬼と多くのリュウセイ、それらを支える他のカードで構成できそうだがそれ以外は厳しい

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