今回のカードはこちらです。
評価:79点
出た時に相手を一体残して殲滅、 去る時に手札を一枚残して殲滅、闇単、wブレイカーです。 コストも6とちょうど良く、 次の7コストの動きに備えてコントロールしてくれます。しかし、 並んでいない時や手札が切れている時にはほぼバニラ。 時と場合を選んでしまいますが、それでも効果は強力です。 ジョッキーやジョーカーズにはなかなか刺さりますし、 システムクリーチャーも一掃してくれます。こちらが選ばない分、アンタッチャブルを焼けるのは魅力ですね。
1.利点
盤面を一気に返すことができるカードです。「墳墓」 とちがって条件はやや軽め、さらにクリーチャーである点も考えると使い勝手は良いです。 リア二などの踏み倒しから飛ばせるので、 びっくりドッキリ要素としても採用して面白いかなと思います。 実際に採用したこともあり、 大体どのデッキにも一応刺さるタイミングがあるので、 まあまあかな、という手応えでした。
2.シナジー
自爆特攻系カードで、 盤面にも手札にも能動的に触ることができます。特に「学校」 などと組み合わせると、全除去することも可能です。また、 リア二系はもちろんですが、「ホーガン」 から飛んできても面白いです。 トリガー持ちの踏み倒し系で相手ターンに召喚できれば、 そのあとが大分楽になります。また、次の7コストで「宝剣」や「 ガドホ」などを打ち、 さらにこちらのペースに持ち込むことも考えられます。一応「 ヴィルヘルム」とは良い相性ですが、コストの差が大きく、 コンボに持ち込むのはなかなか無いです。
3.欠点
残すクリーチャーや手札を相手が選ぶので、 コントロール要素がやや少なめです。また、 ハンデスは破壊された時の効果なので、バウンスや盾送り、 デッキ送りには反応しません。 進化元にしてメテオバーンもダメです。単体の能力が高めな反面、 何か他のカードのサポートをするような効果ではないので、 デッキの中でやや浮いていると感じることもあります。 デッキのタイプを選ぶカードを使うと、 デッキの自由度が奪われてしまいます。結果的に尖った構築にしなければならないうえに、「アポデイ」や「 モーツァルト」のような代役が多いので、 リア二重視や中コストクリーチャーが欲しいデッキでないと大活躍 は見込めないなと感じています。
4.おわりに
魔道具の台頭で自壊系のカードが潤えば、 魔道具に組み込まれるようなこともあるかもしれません。しかし、 そのデッキはおそらくハイランダーにしにくいタイプのものになる でしょう。魔道具の小回りを生かした、「デッゾ」と「 デスザーク」が両方入るような型でデッキが作れたら、 このカードもまた光るのかもしれません。闇を多めに入れる構築ですので、4色のボルコンハイランダーのようなデッキに成るのでしょうね。というか、ボルコンに魔道具が入るような形なのでしょう。
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