2025年7月21日月曜日

カード考察213:復活の竜炎 ボルメテウス・サイクル

    ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

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評価:85点
 ループさせれば、相手の山札は消える。2枚ともがタマシードとかじゃない限り、なんらかのメリットが得られる。デッキ破壊は強制だが、発動やドローが任意なのが強い。また、相手が使った呪文が墓地に行った場合などでも発動できる。

1.利点
 相手の山札を墓地に送る→送ったカードによって効果を得る、という、一枚で完結する効果があるため腐りにくい。また、相手は、除去呪文などを再利用させないようにこのクリーチャーを狙う必要があるため、デコイにもなる。また、ツインパクトには両方反応できる。

2.シナジー
 ハンデス、ランデス、シールド焼却、デッキ破壊など、とにかく墓地に送る効果を持つカードならなんでも。「エターナルソード」でマナの呪文を使いに行くのも面白そう。ボルメテウス系のクリーチャーとは相性がいいのはきっとデザイナーズコンボ。
 割と嘘だが、「サイクルペディア」「クイーンアマテラス」「フォースアゲイン」で「ホーガンブラスター」を無限に打って、山札から「ボルメテウスサイクル」を出せば、「フォースアゲイン」で「ボルメテウスサイクル」を無限に出してライブラリアウトも可能。「ホワイトブラックホール」などでもライブラリアウトが可能だが、採用するかどうかというと微妙だったので、現実的なライブラリアウト戦略が可能になったと考えることもできる。

3.欠点
 ターン1効果なので、生き残っていないと6マナ分の仕事をしてくれないかもしれない。また、相手のデッキ依存なので、タマシードなどのクリーチャーでも呪文でもないカードが多い相手には不発。
 中途半端に相手の墓地を肥やすだけ、ということにもなりかねない。

4.終わりに
 正直、単体で強いというよりは、他のカードで除去なりハンデスなりするついでになんかできるカード。昔の「ミストリエス」みたいな、置物ドローソース的立ち位置。悪く言えば、運ゲー。よく言えば、色んなことができる可能性が増える。

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