ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:75点
闇単色、6マナ、手札とマナ入れ替え(マナはタップイン)、シールドトリガーです。いたってシンプル、で、あるからこその強さ。タイミングさえ計れば強大な威力です。相手のマナを0にすることもたやすい。嗚呼たやすい。ただ、速攻相手には使いどころが難しく、マナより手札を少なくした方がよい場合もあります。逆に、こちらにも甚大な被害をもたらす、「天使と悪魔の墳墓」以上に天使と悪魔なカードです。
1.利点
びっくりドッキリ要素です。なんでそんなカードが入ってんだ、と思わせたら勝ち、という感覚で使ってみてもよいのではないでしょうか。しかも、決まれば強いんだもの。「墳墓」のように、マナに見えるだけで相手が恐れおののくカードですので、見せるだけという使い方も一応可能。相手も同じビッグマナなら、こちらはブーストをマナに置いて、タイミングよく打ち、相手より先にブーストを間に合わせるというプレイングもできるっちゃできます。
2.シナジー
「ニコルボーラス」とは良い相性、というかハンデスと相性よしです。また、ランデスから相手がブーストを急いで手札を切らせる、という手順でマナを消し飛ばすこともできます。自分にとっても被害があるカードですが、マナが相手より多く残ればよし、くらいの感覚で打ったり、「サイクリカ」から相手を行動不能なマナ数にして、「サイクリカ」とほかのカードでビートしてもよいです。ちなみに、「グラスパー」から「サイクリカ」を飛ばしてこのカードを使うと、次のターンからはマナに置いたカードをそのまま「グラスパー」で踏み倒し、こちらだけクリーチャーを増やしながらのビートも可能です。
ちなみに、複数ブレイクされたときに「オリオティスジャッジ」と一緒にめくれたら、「魔天降臨」→「オリジャ」でほぼ確実にすべてのクリーチャーにお帰りいただくこともないことはない。
3.欠点
自分がダメージを受ける状況が多すぎ問題です。また、相手の状況次第では打っても意味がないことも多く、よく腐るカードです。トリガーしたところで、じゃあそれ打てば勝てるんかという感じです。使いどころを増やすには、やはりこのカードを使うことを視野に入れた構築、つまり、ハンデスよりもしくはランデスより、もしくは自分の手札をあふれさせて、相手への被害はそこそこに、こちらは極力被害を受けないような構築を心掛けなければなりません。とりあえずぶっこんで強いというわけではなさそうなカードです。
4.終わりに
かつてこのカードを入れていた時には、とりあえず打ったりしていました。相手への被害が少なくても、例えばマナが相手8、こちら6というときに打って、相4、こちら3くらいになれば一応マナの差は縮まりますからね。せこいアドの取り方をしていましたが、そういうときって結局、相手はたくさんブーストカードがあって、こちらは相変わらず枯渇、という感じになるんですよね。諸行無常。それにしても、私の好きなカードであることには変わりありません。ハンデス気味ハイランダーなんて組んだ時には、このカードは大活躍でしょうね。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
2018年8月7日火曜日
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