2018年1月26日金曜日

カード考察3:古代楽園モアイランド

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。

















評価:92点
 呪文を封じるだけでなく、盾の焼却までもこなせるカード。Qブレイカーである点も、アタッカーとして活用することもできる重要ポイントです。序盤ではマナに置ける自然色であることも重要です。「デルフィン」や「ナイン」と差別化がができるので、正直採用は好みになるのかもしれません。

1.利点
 呪文封じという点で「デルフィン」や「ナイン」と役割がかぶりそうですが、アタッカーとしても活用でき、盾も焼却し、序盤でマナに置いても嬉しい自然色という点は非常に実践レベルです。マナが高い分ジャッジにも強くなります。「デルフィン」が一マナ増えて盾を焼却するようになりました、と考えれば、その強力さがわかるのではないでしょうか。

2.シナジー
 「蒼龍」とはえげつないシナジーを生み出します。トリガーで踏み倒しながら出てきて、クリーチャーを除去しつつ盾を焼却し、返しのターンでトドメを指しに行けるというとんでもチートカードです。また、「トワリュウ」などによるタップキルでも十分に力を発揮します。スピアタ付与されたら鬼に金棒です。18000の攻撃力の前では全てが小さく見えますね。「ホーガン」で出たとしても、呪文を封じるだけで十分過ぎる強さです。
 
3.欠点
 ハイランダーにおいて色の配分は重要です。自然単色がマナの安定にどれほど役立つか、デッキ内容との相談も必要です。また、「デルフィン」や「ナイン」の9マナという点は、1マナが勝負を左右するハイランダーデッキに撮っては大きな差です。手札から召喚が難しい上に、スピアタがついていないため、フィニッシャーとして頼るには力不足です。また、スレイヤーとのバトルや、「グレイブヤード」でスレイヤー持ちの「バグ丸」にやられると、相手は3マナ加速の1ドローというアドバンテージにも似たものを得ることができます。早く出しすぎても遅くてもだめで、ドンピシャのタイミングでしか能力を最大限発揮できないという点は、手札公開がある「デルフィン」を採用する理由にもなります。

4.おわりに
 ハイランダー2018版では、このカードを採用しています。「VANナイン大王」というロックの強化版のようなものが出来上がるので、ロックの質が向上しました。また、マナに落ちればそのままにしておくカードの筆頭なので、デュエル中にマナにいることが多く、「蒼龍」が凶悪トリガーになる可能性が高いというのも採用理由です。今後も、このようなハイランダーに採用できるレベルのチートカードが増えてくれると嬉しいですね。

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