2018年5月5日土曜日

カード考察23:桜風妖精ステップル

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。












評価:82点
 2マナ、自然単色、マナブーストです。クリーチャーとして場に残るタイプの「ジャスミン」的存在。破壊時に1マナ消えるという点はあるものの、強くない訳がないカードです。革命チェンジやバウンス、進化などと組み合わせて、マナを守ることも可能です。序盤でのマナブースト、後半での進化元やアタッカーと言ったような、いつ引いても強いカードです。

1.利点
 いつ引いても強いというのは非常にありがたく、また、進化先が用意できていない状況でもマナに置いて嬉しい単色のカードです。また、マナを墓地に送るという効果はプラスに考える事もできます。便利なカードです。

2.シナジー
 進化元という点では、「グラスパー」との相性は抜群です。9マナの状態からでも、単色がブーストされればそのまま進化までつなぐことができます。また、「ギヌス」でこのカードを破壊、マナから好きなクリーチャーを墓地に送り、そのままリアニという流れも素敵です。革命チェンジで「ンビビ」→「プチョ」のような流れを視野に入れて、「ソルハバキ」や「ドレミ」などの2マナ隊でヌルヌルと動くようなデッキにすることも可能です。その場合は、「シド」のようなメタカードを採用することもできるので、ウィニーメタビート風味のハイランダーに成るのではないでしょうか。

3.欠点
 このカードを採用する枠が足りないというのが一つ。結局はマナを貯める仕事が最優先なので、トリガーがない分そこは「ライフ」に劣ります。また、ハイランダーは様々なマナブーストを採用しているので、いまさらコイツを採用する必要もないという感じではあります。色も単色なので、「ジョニー」や「アナリス」のほうが何かと序盤に嬉しいです。唯一、後半での進化元として優秀な部分を光らせたいのですが、進化クリーチャーが一体どれだけデッキに入っているのか、という点も考慮しなければなりません。つまり、このカードを採用するなら、デッキのタイプそのものを絞る必要がある(もしくは、進化を多めの構築にする)必要が出てきます。

4.おわりに
 どのデッキタイプにも入るわけではないのですが、それはほぼすべてのカードに言えることです。なんでもやりたいというタイプのデッキでなければ、十分に採用の価値はありますし、それこそ中盤に中型のNEO進化クリーチャーを使いまわすようなデッキなら十分に力を発揮してくれるカードだと思います。

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