ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:70点
2マナ、自然単色、自壊マナブーストです。相互互換のカードがたくさんあるので、このカードを使わなければならないという理由が無ければ採用されなくなってきたカードです。呪文を入れない構築か、「ジョニー」と「アナリス」の8枚体制が取れない色構築のデッキくらいでしか採用されないのでは無いでしょうか。何にも考えずに入れられなくなったカードです。
1.利点
単色であるというのが強みです。序盤に引きたいのはもちろんですが、後半にあと1マナという場面でアンタップで置けるマナ要因です。相手を焼いたり、ドローをしたりしてお茶を濁し、次のターンに動くのと、このターンにサッと動けるのでは大きな違いです。
2.シナジー
自壊持ちですので、「シャチホコ」や「サッヴァーク」が一番に思い浮かびます。また、単色なのでマナにある色をそんなに使わなくて良いという点があります。たとえば、「ジャスミン」でブーストから、「焦土」、という流れは、「ジョニー」では難しいです。「ジャスミン」から「ホーガン」も、「アナリス」では難易度が高いです。つまり、単色であるということ自体が強みに成ることがおおいのが、ハイランダーデッキ(というか5色デッキ)の特質です。
3.欠点
できることがブーストのみです。「ジョニー」や「アナリス」のように、選択肢を持ちません。また、パワーラインも低めです。単色であること自体が低コストなので、相互互換カードに色々と負けてしまいます。
4.終わりに
実際に採用するなら、相互互換カードとの併用で安定性を上げる、というくらいにしか考えられません。しかし、デッキの色構成や単色・多色の割合から、あえてこのカードを使うという選択肢も無きにしもあらずです。昔から使われてきたカードなので、どうしてもこちらに愛着がある、というなら、このカードを使い続けても何ら損の無いカードではあります。ただ、個人的には「ジョニー」や「アナリス」に続く、2マナブースト兼なんらかの効果というカードが今後増えていくのが楽しみです。相手が選ぶハンデス兼ブーストとか、フリーズ兼ブーストとか。。。「ジョニー」が解雇される未来しか見えないですね。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
2018年5月14日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。 考察カード一覧はこちら 。 今回のカードはこちら 評価:92点 ...
-
「サイクルぺディア」と「クイーンアマテラス」と「フォースアゲイン」でループする、と言うのは有名な話ですが、どうループするのか、今一度確認。 サイクルぺディアがいてアマテラスを出す。 山札からフォースアゲイン。 サイクルぺディアで2回使えるので、サイクルぺディアとアマテラスにそれぞ...
-
ハイランダーのデッキ構築において大切なことをまとめます。なかなか手が出しにくいと考えている人も多いようなので、そのあたりの誤解も解ければよいかと思っています。 ハイランダーデッキの構築のカギは 「コンセプトを持つ」 「投入すべきカードとは」 「デッキを育てていく...
-
ハイランダーデッキと聞くと、なんか弱そうとか、難しそう、なんて言いながら敬遠するひとがいます。一方で、それだから面白い、と、取り憑かれる人だっています。 面白い、と、取り憑かれる理由は、何となくわかります。それは、 ハイランダーの極意 をお読みいただければ一目瞭然であります...
0 件のコメント:
コメントを投稿