2018年7月22日日曜日

カード考察30:最強虫ナゾまる

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。










評価:82点
 2マナ、自然単色、マナから召喚可能、マナからクリーチャー踏み倒しというスペックです。パワーが低いのが欠点ではありますが、相手ターンを生き残ればターン開始時に「蒼龍」的なことをしてくれます。マナに落ちても使える点や、踏み倒し先がたくさんある点は、非常に有用です。序盤、中盤、終盤どのタイミングでも、一応の使い道があるのは魅力的です。

1.利点
 手札がなくてもマナにいれば使えるというのは大きな利点です。また、自身を出すことも可能なので実質ノーコストでクリーチャーを一体場に出すという行為ができます。自分がマナに行くので、変則的なマナカーブを作ることも可能です。

2.シナジー
 マナブーストクリーチャーとは相性良しです。特に「ロマネ」を踏み倒してみたいですね。具体的には、4マナある3ターン目に「ライフ」と「なぞまる」を同時に出して、4ターン目開始時に「ロマネ」踏み倒しから4枚ともアンタップでブーストできれば、8マナの「グラスパー」でロマキャンからさらに何か踏み倒して展開できます。割と嘘な流れですが、「ロマネ」のブーストをもらいつつほかの動きもできるというのはうれしいです。また、「プロメテウス」を踏み倒して自身を回収し、次のターンにまたほかのクリーチャーを出すことも可能です。終盤になればなるほど選択肢が増えるのは楽しいですね。
 さらに、2マナ3マナの「オリオティス」系とも仲良しです。ブーストでマナに落ちた彼らを無理やり場に出せるというのは、序盤のアドバンテージを稼ぐのにとても有効です。

3.欠点
 マナから出すことで、マナの色の調整が難しくなります。踏み倒したからマナ色が足りなくなった、などという事故が容易に想定できますね。また、相手ターンに簡単に除去されてしまうので、本当に使いたい終盤のここぞというときにうまく使えるかどうかという問題もあります。終盤には相手のマナも十分にあるので、うまくコントロールして盤面を整えてから使わなければなりません。

4.終わりに
 除去されやすいのは間違いないのですが、逆に、このカードの除去に手数を使わせると考えれば欠点とも言い切れないので、そこはもう個人の趣味の領域だと思います。個人的にはぜひ使ってみたいカードです。

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