2018年1月29日月曜日

カード考察4:煌龍サッヴァーク(キラゼオス サッヴァーク)

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。

今回のカードはこちらです。






















評価:92点
 除去にも攻撃にも参加でき、盾も追加し、更には場残りするスーパークリーチャーです。種族にドラゴンがあるのも、不足しがちな光という色もハイランダーにとって最高の切り札となりえます。

1.利点
 除去もこなしつつ、場残りして殴り、且つ盾が増えて守りも見れるという、ほぼ完璧なカードです。しかも、自陣のクリーチャーに場残りする効果を付与までしてくれるという点では、様々な場面での活躍が期待できます。また、条件さえ整えれば盾の焼却まで使えるという、1枚でなんでもできるカードです。

2.シナジー
 盾のカードを表向きにするカードとのシナジーはすでに注目されていますし、コンボとして紹介もされています。特に「ゴロンガー」で盾を表向きにして、自壊クリーチャーで償却するというコンボは有名です。「ジョニー・ウォーカー」や「ジャスミン」などはもちろん、「学校」や「ドゥポイズ」のように、自身を破壊して相手の除去ができるようなカードと組み合わせればネチネチと盾を焼き続けることができます。裁きの紋章シリーズやシールドゴーのカードで表向きのカードを増やしつつ、「学校」などでコントロールするのであれば、スピアタを封じるカードとの併用も魅力的です。「バキューム・クロウラー」や「イルカ」での使い回しが捗ります。また、ドラゴンである点を押すなら「大王」などのロックカードとも相性良しです。
 後日実際に採用してから気づいたのですが、「ギヌス」から分身のギミックも使えますね。もっと早く気付けよ。また、殴り続けなければならないので、「大地モアイ」の盾焼却の前後に必要なアタッカーです。したがって、「ボルメテウス」系のカードとも、相性良しですね。

3.欠点
 何より殴らなければ継続して仕事をしないという点です。7マナ2枚除去なら、「宝剣」のほうが強いですね。つまり、デッキタイプをビートダウンよりにしなければ、能力をフル活用できないのが残念です。コントロールデッキで迂闊に殴るのは、相手の手札を増やしたり、盾を踏んづけて逆転されたりと、ディスアドにしかならないことのほうが多いです。コントロールデッキを使ったことがある人なら分かりますね。

4.おわりに
 ビートダウンデッキとしてハイランダーを組むなら、ドラグナーや「キリュー」などを入れた中速のデッキになります。上記にあるように、「大地モアイ」や「ボルメテウス」系のカードなどで安全に盾を焼ける状況が出来ればなお良いですね。ネチネチと、しかも手堅く殴り続けることができるようなデッキなら本当に強いカードです。また、「ラフルル」や「単騎マグナム」が温泉旅行に出かけている今なら、盾をふやすだけでも大きな時間稼ぎができます。中速で殴り勝つなら、中盤から終盤にかけて非常に良い役割を果たしてくれるでしょう。



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