ハイランダーデッキの構築のカギは
「コンセプトを持つ」
「投入すべきカードとは」
「デッキを育てていく」
「いろんな人からの意見をとりあえず聞いてみる」
「とりあえず作ってみる」
この5つです。
1.コンセプトを持つ
当然ですが、いろんなコンセプトがあっていいと思います。対応力の高いデッキを作りたいというのも良し。ただただ40枚バラバラにして、ハイランダーを作りました、というコンセプトも、それはそれでよし。大事なのは、他のデッキ構築同様に、「いったい何がしたいのか」ということを明確にすることです。
2.投入すべきカードとは
ハイランダーだからこれを投入しなければならない、というカードはありません。逆に、これを投入してはいけないというカードもありません。たとえそのカードが、4枚なければ意味がない「ケロヨン・カルテット」であっても、ハイランダーに投入していけないわけではありません。「4枚そろえてエクストラウィン」系のカードをあえて1枚しか投入しないネタデッキと考えればよいだけの話です。
3.デッキを育てていく
最初から完璧な構築にはなかなかなりません。強いデッキを作ることが最終目的であっても、最初のうちはジャンクデッキでよいのです。勝てないようなら、1枚ずつ変えていけばいい。採用したコンボが決まらないのであれば、そのコンボを取り除いて別の要素を入れればいい。そうして少しずついじっていくことで、徐々に強いデッキになっていきます。
4.いろんな人からの意見をとりあえず聞いてみる
ハイランダーは、自分がやりたいこと満載のデッキです。つまり、自分の意見が強いデッキです。あまり人からのアドバイスを受けたくないという人もいるかもしれませんが、アドバイスを受け入れることは大切です。今まで自分が見えてなかったものがわかるようになります。しかし、特定の人からのアドバイスだけでは、やはり偏ったデッキになってしまいます。ハイランダーの特徴である対応力という点から考えると、いろんな人のいろんな見方やいろんなデッキとの相性を考えていくのことが大切です。
5.とりあえず作ってみる
デッキを育てる、という考えの一部でもありますが、最初はジャンクデッキでいいんです。とりあえず作ってみる、というのが、ハイランダー構築の第一歩です。強いデッキなんていきなり作れなくていい。あれこれ考える必要だってありません。ただ目の前にあるカードを無作為に40種類集めて構築すれば、とりあえずハイランダーの完成です。
この、とりあえず作る、という行為には、さらに利点があります。それは、
「思わぬコンボやシナジーに気づき、デッキ構築の指針となることがある」
「プレイングが磨かれる」
という二つの利点です。
実は、とりあえず作ったデッキでも一応それなりに戦えるんです。理由は以下の3つです。
・40枚あれば、たいていそのうちの4,5枚は強カード
・1回のデュエルで使用するカードは、40枚のうち約半分
・デュエマというゲームは、とりあえず殴ってれば勝てることもある
まとめると、「たまたま採用した強いカードがたまたま手札に来て、たまたま使うことができれば殴り勝てる」ということです。そして、このとりあえず作ったデッキを回していると、偶然出来上がったコンボやシナジーに気づくことがあります。そのコンボやシナジーをそのデッキの長所として伸ばしていこうという風に考えれば、デッキを強化していく指針にもなります。さらに、どうしようもないカードばかりを握りながらのプレイングはなかなかに難しいものです。今あるカードで現状をどう打破するか、考えるだけでよい頭の体操です。
6.おわりに
環境デッキって、できることがだいたい決まっています。したがって、どうしても打破することができない状況において、考えることを放棄するプレイヤーが多いように感じます。決まった作業を延々をこなし、結果として勝った負けたとかいうだけで本当に楽しいのかしらん。私は、たとえ負けても、考えてプレイするだけで楽しいと感じるプレイヤーです。どちらが良い悪いというわけではありませんが、考える楽しさをできるだけ多くの人に知ってもらいたいなと思います。ということで、みなさんハイランダーデッキを作ってください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓簡単に作れるハイランダーデッキ↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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いつも楽しく拝見してます。
返信削除嫌みのない文章でとても読んでいて心地よいです。
デッキを作るにしても、対戦するにしても、楽しいことが一番ですね!
これからもブログを楽しみにしています!
いつもありがとうございます!
返信削除このブログも楽しんでいただけるよう、より精進します。
今後ともよろしくおねがいします!