タイトル通りです。今流行りの、タイトルだけ読んだら内容読まなくてもいい、という時代の流れに乗ってみました。
ツイートだけでいい内容なのでしょうが、ピン刺しの難しさと簡単さに触れるために記事に残します。
1.ピン刺し(1枚採用)の利点と欠点(プレイング編)
1.1.利点
利点はなんと言っても、採用できるカードの幅です。40枚全部ピン刺しなら、40種類のカードを採用できます。つまり、戦略の幅が広がる、というのが最大の利点です。対応力MAXっていうことですね。
1.2.欠点
安定しなくなることです。4枚採用する、ということは、それだけそのカードを引く確率が上がるということです。また、同じような効果のカードや、サーチカードを合わせてると実質8枚採用した、と言ってしまうこともできます。確率的には、8枚採用すれば初手に1枚ある、という計算になります。12、13枚採用すれば、最初のドローを含めると2枚来るらしいです。これは、初手にスタートカラーを用意したい時などに参考になる数字ですね。自然のカードは16枚くらいは欲しいですね。
2.ピン刺しの利点と欠点(構築編)
今回の利点と欠点は、表裏一体です。ズバリ、「1枚くらい変わったってそんなに回り方が変わらない」という点です。どこかの大会の優勝デッキのうち、1枚をランダムに選んで「ハズレポンの助」にしてみてください。だいたい強いです。もちろん、100回くらい回してみたら勝率は変わるかもしれませんが。40枚のデッキで、1回の試合に使うカードって30枚くらいでしょう。その中で、マナに埋めてしまうカードを引いていけば、25枚くらいしか使ってないと言っても過言ではない。そう、15枚くらいは使わないカードなのです。その中に「ハズレポンの助」がいてもいなくても変わらないのです。
要するに、「4枚採用は多い、3枚にしよう。」なんていう操作は、本当に微々たる差しか生み出しません。特に1枚ずつの構成であるハイランダーにおいては、ほとんど変わらない。「ブースト8枚は多い。7枚でいいや。」も、7枚でも引くときは引くし、8枚でもひかない時はひかない。そんな差しか生み出しません。
つまり、1枚くらい採用カード間違えたって強さは変わらない。1枚間違えたデッキと、2枚間違えたデッキの強さも変わらない。そう、n枚間違えたデッキと、n+1枚間違えたデッキの強さは変わらない。これは逆に言えば、変えたところであまり強くもならないということです。ほら、こう聞くと、とても組みやすそうでしょ?
3.何枚採用すべき?という問題の回避
デッキ構築において、フィニッシャーなどの採用枚数がよく問題になります。2枚でいいとか、3枚必要とか、4投安定とか、そんな難しいことを考えたってわからないよ。そんな人たちにもってこいなのが、ハイランダーです。ハイランダーにおいては、デッドオアアライブ。入れるか入れないか、それが問題なのです。1か0です。ね、簡単でしょ?
ただ、ここで考えないといけないのがシナジー。「VAN」と「刃鬼」を同時にさいようするのはどうなん?どっちかでよくない?「VAN」じゃなくて「覇」にしたら、どっちが来ても強くね?みたいな。どれをどう使っても、お互いのカードの効果を邪魔しないような、「これが入るからこれは入れない。」みたいなのが必要。そんな難しくなくて、たとえば、
「メンデルスゾーン」が入るからドラゴンを採用しなきゃ!
みたいな簡単なことだけ気にしておけばいい。それがハイランダーのいいところ。
4.おわりに
1枚くらいじゃ変わらない、とか言いましたが、もちろん変わることもあります。特に、サーチ先を変えるとなると、1枚の違いが大きな違いになります。また、ガチのプロプレイヤーは、この1枚に拘って勝率を0.1%でもあげるのが仕事です。これは馬鹿にできないのですが、今回の記事はあくまで、ハイランダーを組むことに躊躇している人たちが、少しでも気軽に組んでもらえるように、という意図で書いています。
普通のデッキを組もうと思ったら、何を何枚採用していいかわかんなくなってしまって、
「ハイランダーデッキってなんて簡単な構築なんだ!」
と思ったのがこの記事を書くきっかけでした。
この記事を読んで、とりあえずハイランダーを作ってみようと思われた方は、こちらの記事もご覧ください。
このブログのハイランダーに関する記事一覧はこちらから→ハイランダー記事まとめ
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