2022年3月1日火曜日

デュエマのハイランダーはガチデッキと言えるのか

  ハイランダーデッキはガチではない、と言う意見がちらほら聞こえてきますが、果たしてそうなのでしょうか。

そもそも、ガチデッキとカジュアルデッキの違いって何なんでしょうか。

今回は、ガチとカジュアルの違いについて簡単にまとめ、その上で、ハイランダーがどちらに属するのかを考察していきます。

1. ガチデッキとは

 私のイメージでしかありませんが、ガチデッキとは、大会などで勝つために組まれたデッキである、と言うことができると思います。

 大会で勝つためには、大きく分けて2つのポイントがあります。1つは、パワーカードを効率的に使うこと、もう一つは、相手のパワーカードを効率的に使わせないこと、です。

 要するに、つよいカードが活躍できるようにデッキを構築すること(つまり、そういう研究がなされた最新の流行のデッキを使うこと)と、最新のカードがどのようなものかを把握し、それに対応するためのカードを取り入れてデッキを構築すること(メタること)の2つです。

 もちろん、これ以外にも、思いもしないカードの組み合わせが発見され、いわゆる「ダーク・ホース」のようなデッキ(地雷デッキ)があったり、他にもいろんな要素があるため、このようなまとめ方をするのは不適切かもしれません。ただ、今回はあくまでわかりやすく簡単にまとめることを目的としているので、とりあえずは、ガチデッキについてはこのようにまとめておきます。

2. カジュアルとは

 カジュアルとは、勝ち負けにそこまでこだわらず、自分が好きなカードを自分が好きなように使うデッキの事です。もちろん、そのようにした結果、大会などで勝つこともできます。

 ガチデッキとの大きな違いは、あまり勝ちにこだわらない点です。つまり、複数の種類のデッキと"意図的に"対戦させて、それぞれの勝率を記録し、デッキを細かく調整する、と言うような、極限まで勝利を追求することがないデッキは、カジュアルデッキと言うことができると思います。

 そもそも、カジュアルと言う英語は、何気ない雰囲気を表す言葉なので、カードゲームを普通の趣味として(競技としてではなく)楽しむ、と言う感じです。


3. ハイランダーについて

 このブログで何度か書いたことですが、ハイランダーデッキにも様々な形があります。つまり、ハイランダーはガチでもあり得るし、カジュアルにもなり得ます。

 理論的には、というか理想的には、メインデッキ40枚(40種類のカード)が入っているハイランダーデッキなら、どんなタイプのデッキともまともに戦うことができます。つまり、ほとんどすべてのデッキをメタれる、ということです。これは、最初の方で述べた、強いカードを効率的に使わせないと言う、勝つために必要なことです。

 ハイランダーでガチデッキを作れば、どんなデッキにも勝つことができると言うのは、あながち間違ってはいないのではないでしょうか。


4. おわりに

 ハイランダーは、ガチでもカジュアルでもある、と言う結論は、納得できないところもあるかもしれません。しかし、どのデッキも、構築と向き合いさえすればガチデッキである、というのが、私の持論です。

 例えば、最近見かけない「バーレクス」を使ったデッキや、「イッツショータイム」あたりからの「正体不明」のようなカードを使ったデッキも、メタや返しさえ上手く扱えれば、最新のデッキにも勝つことができます。最近のデッキは、決まりやすいだけで、どんなデッキでも「決まれば勝つ」のです。

 ハイランダーはガチじゃない、所詮カジュアルだ、悪ふざけだ、ネタだ、なんて言うのは、失礼だと思うんですよね。

 ハイランダー強いぞ。嘘だと思ったら、とりあえずデッキを組んでみましょう。組み方がわからない?なら、このデッキ回してみてください。

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ironハイランダー2022


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