2018年1月8日月曜日

iron ハイランダー2017 カード解説3/9

カードを5枚ずつ解説します。ハイランダーを組む際は、カードの性能とシナジーに留意して組むべき、という観点から、性能とシナジーについての解説をしていきます。
今回は、以下の5枚です。
8
永遠のリュウセイ・カイザー
10
龍世界ドラゴ大王
10
ジョリー・ザ・ジョニーjoe
自然
2
フェアリー・ライフ
3
ガチンコ・ルーレット

1.永遠のリュウセイ・カイザー
 性能
  火単色・マッドネス・自分のクリーチャーにスピードアタッカー付与・相手クリーチャータップイン、と、非常に色々できるカードです。特にマッドネスで、相手の効果で手札から墓地に置かれるとき、代わりに場に出る効果が非常に便利です。青黒ハンデスの序盤の動きを牽制しつつ、後半の「ニコル・ボーラス」にも強いです。ただ、このクリーチャーだけが場にいてもフィニッシャーとして活躍することは少なく、他のクリーチャーをスピードアタッカーにすることで勝ちまで持っていくことのほうが多いです。具体的には、「ドラゴ大王」や「グラスパー」、「VAN」などをスピードアタッカーにして打点を増やす場面はよくあります。また、相手をタップインさせる効果は、ハンデスビートには滅法刺さる効果で、後続のクリーチャーを殴り潰すだけでこちらの陣形を整えることができます。
 シナジー
  大型の非スピアタクリーチャーとは相性が良いです。「VAN」や「ドラゴ大王」が出たターンに殴りにいくこともできます。特に、「グラスパー」を単体でスピアタにできる点は非常に重宝します。「グラスパー」アタックでドラゴ大王→「ドラゴ大王」アタック→「トワリュウ」アタックで一応Just Kill可能です。また、「アナリス」などの小型クリーチャーもスピアタにできるので、もうひと押しの打点を確保することもできます。昔の「キリュー・ジルヴェス」のような使い方ですね。


2.龍世界ドラゴ大王
 性能
  相手のドラゴン以外の召喚を阻止・出た時に相手とバトル・火単色です。アタッカーとしても優秀ですが、相手の行動を阻止するのはメチャクチャ強いです。
 シナジー
  「VAN」・「グラスパー」・ガチンコジャッジ系です。「VAN」とのロックは「VAN」のページで解説してあります。「グラスパー」とのコンボも数回ありましたし、ガチンコジャッジについては言うまでも無いでしょう。
  今回注目したいのは、「ホーガン・ブラスター」です。夢物語ですが、序盤の「ホーガン」→「ドラゴ大王」の流れが完成すれば怖いもの無しです。大体勝てます(割りと嘘)。


3.ジョリー・ザ・ジョニー・joe
 性能
  火単色・スピアタQブレイカー・全体除去・特殊勝利、といったところです。なんでもできるハイランダーの、特殊勝利もできる、という点で活躍しています。
 シナジー
  相手をハンデスする「ニコル・ボーラス」や、動きを止めつつ除去もする「宝剣」、状況次第で相手の動きを止める「サイクリカ」などで相手を制圧し、相手がマナチャージのみでターンエンドの動きを作ってから「ジョリー」召喚でゲームエンド、という流れが、コントロール型ハイランダーでのジョリーの活躍のしかたです。「エッジ」が入ったことで、安全にもう一度ターンをおこなうこともできます。
  「ボーラス」→次のターンに「エッジ」→ボーラスで相手除去→「ジョリー」のように、「ニコル・ボーラス」の存在はやはり大きいです。


4.フェアリー・ライフ
 性能
  自然単色・2コストマナブースト・シールドトリガー・プロキシ です。序盤で来ればありがたいですが、後半は腐ります。よってマナに送られるのですが、単色であることが強みで、一マナ先の行動をすることができるようになります。また、非常に優秀なカードで入手困難なので、泣く泣くプロキシを使う羽目になっている唯一のカードです。
 シナジー
  他のカードは極力光らせている中、このカードだけはプロキシを使わざるを得ないカードなので、レアリティー重視デッキとしての妥協点をここで見せることができます。
  「ヴィルプロモじゃないんスカ?」
という煽りも、まずはライフの通常版を手に入れることが先だという説明で乗り切ります。


5.ガチンコ・ルーレット
 性能
  自然単色・マナブースト・再利用(ガチンコルーレット)です。再利用する利点としては、数少ないマナブーストカードの確保、マナにセットするカードの選択肢の確保という点で利用価値があります。また、相手のデッキトップ操作を打ち崩すことも可能です。運ゲーデッキにおける乱数調整です。
 シナジー
  高マナコストカードには、ガチンコジャッジでお世話になります。終盤、「吸い込む」で調整したカードをより早く手に加えることができます。デッキ残り数枚で、「アナリス」と合わせてカードを回収しにいくことができます。(ほとんどありません)


6.終わりに
 シナジーを考えると、シナジーが少ないとデッキが回らないことが分かります。以前の投稿でも書いたようなシナジーを、今後も書いていくことになりますが、それはカードが何枚もの他のカードと関係しあっているからです。ハイランダーを初めて見る方は、よくそれでデッキが回る、と驚きますが、今引いたカードで今できる最善手を打てる、という構築になっていれば、ヌルヌルと動くことは可能です。「◯◯が引けなかったから負け」「今◯◯が欲しい」ではなく、「今引いたカードが今すべき事」ができるように構築し、「今引き」で回していくデッキがハイランダーです。

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