2018年1月14日日曜日

iron ハイランダー2017 カード解説4/9

カードを5枚ずつ解説します。ハイランダーを組む際は、カードの性能とシナジーに留意して組むべき、という観点から、性能とシナジーについての解説をしていきます。
今回は、以下の5枚です。
自然

3
セブンス・タワー
3
フェアリー・ミラクル
5
超次元フェアリー・ホール
8
グレート・グラスパー
8
界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオ

1.セブンス・タワー
 性能
  自然単色・3コストマナチャージ・メタモーフです。 メタモーフとは、効果解決時に自身のマナの枚数が7枚以上あれば、「置換効果(~のかわりに)」で発動する効果のことです。1マナブーストする代わりに3マナブーストするこのカードは、序盤だけでなく後半でも使うことができます。もし単色が3枚落ちれば、実質ノーコストで打つことになります。また、置換効果のルールでは、「かわりに~する」は1回までしか適用されません。つまり、置換効果が二つ以上続けて「~するかわりに~するかわりに~する」ということが起こりません。例えば、「デッキからマナに置くかわりにデッキに戻す」という効果の「キクチ」や「カレイコ」などがいるときに「1マナのかわりに3マナ置く」を使っても、
 「1マナのかわりに3マナ置くかわりにデッキに戻す」
にならず、マナを貯めることができます。「VAN」がいても「永遠リュウ」が場に出るのと同じですね。
 シナジー
  使えば使うほど強いので、「サイクリカ」や「スカル」などの回収系と良く合います。序盤で使うのは勿体ない気もしますが、後半にもう一度使いまわせるのであれば思い切って使うという選択肢もありですね。また、6マナ「ロマネ」から3枚単色が落ちれば、次のターンには13マナです。お手軽ババンバンですね。


2.フェアリー・ミラクル
 性能
  3コストマナブースト、条件付き2マナ加速、自然単色です。序盤はもちろん、後半に来ても2マナ貯められるなら打ちたい場面はたくさんあります。5色デッキの重要なマナソースですね。
 シナジー
  配色です。5色デッキそのものとシナジーしています。特に、「ボーラス」と「エタトラ」のような、2枚で5色を補えるカードは序盤に手札に来て欲しいですね。また、「宝剣」のような7コストのカードが「1→2→4→7」のマナカーブで打てるのも魅力です。





3.超次元フェアリー・ホール
 性能
  自然単色・5コスト超次元呪文・マナブーストです。超次元次第では様々な使い方があります。「四ツ牙:マナチャージ」「ジオザマン:マナ回収」「プリン:守り札」「生姜:クリーチャー除去と打点」などです。
 シナジー
  デッキコンセプトとして、なんでもできるを担ってくれます。また、「サイクリカ」での再利用は、「四ツ牙」で増やして「ジオザマン」で回収という流れを作ってくれます。「四ツ牙」から、次ターン8マナで「ボーラス」や「グラスパー」につながる点も優秀です。「グラスパー」に至っては、進化元まで用意できるというスーパー特典が着いてきます。


4.「グレート・グラスパー」
 性能
  自然単色・確定除去・踏み倒し・NEO進化クリーチャー・Tブレイカーです。種族にドラゴンがない点も魅力です。
 シナジー
  「フェアリーホール」とのマナカーブ、「サイクリカ」「ギヌス」「トワリュウ」「ドラゴ大王」「デブラ」「プロメテ」「スカル」「ロマネ」「ボーラス」「ヴィルヘルム」です。特に「ギヌス」や「ドラゴ大王」とのシナジーは以前も述べたとおりです。場面に応じてなんでもやってくれる点は、このデッキの核であると言っても過言ではありません。




5.「界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオ」
 性能
  自然単色・Sストライクバック・確定除去・Wブレイカーです。優秀な守り札です。
 シナジー
  5色デッキである点はもちろんですが、「グラスパー」から飛び出すのも優秀です。また、カードを墓地に送るので「サイクリカ」ともシナジーがあると言っても良いのでは無いでしょうか。


6.終わりに
 このデッキの単色部門がちょうど終わりました。わざとでは有りませんが、ちょうど半分が単色でできているデッキということが分かります。単色カードというだけで性能の一つと捉えているくらい、私は単色カードを大事に思っています。いざという時のもう1マナがあるかないかが勝敗を分けることもあるので、これくらいの数がある方が何かと便利なのではないでしょうか。何より、「ロマネ」から「セッタ」の流れが美しすぎます。

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