2018年3月15日木曜日

カード考察12:龍覇グレンモルト(熱血星龍ガイギンガ)

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。




















評価:90点
 6マナ、火単色、スピードアタッカー、バトル時攻撃アップ、という、ビート界に置いて最強とも言えるスペックを有したカードです。簡単に考えれば、6マナのフィニッシャーです。「ガイギンガ」なら、エクストラターンを狙うこともできるので、盤面に立っていて損はありません。また、システムクリーチャーたちと合わせて使うことで、簡単に龍解することができます。メタコントロールデッキで良く見られる(見られた)光景ですね。最近では、より低マナでスピアタをワラワラ並べて、BADで早期決着を付けるジョッキーが台頭しているのでなかなかお目にかかれないカードですが、今の環境でも十分に強いと思っています。

1.利点
 システムクリーチャーがいる状態で、6マナ(1、2、4、6で4ターン目)で4枚シールドを割ることができます。除去を挟むとターンがもらえるので、次のターンは8マナも射程圏内です。そう考えると、4ターン目で勝利条件をほぼ満たすというのは非常に魅力的です。
 龍解の条件も軽く、特にクリーチャーを殴っていればそれほど危険を伴わない状態で「ガイギンガ」を出すことになり、相手に大きなプレッシャーを与えることができます。また、龍解はコスト踏み倒しとは違うので、「マグナム」系やリベンジチャンス、侵略ゼロもかいくぐることができます。

2.シナジー
 システムクリーチャーとの相性は非常に良く、仕事が終わりかけた「トリッパー」や「キクチ」などが殴りに行ける点も強みです。「二刀流トレーニング」などの2回攻撃を付けるのもロマンではありますが、ハイランダーで狙うにはやや期待薄ですね。「カマス」、「キクチ」の流れでは盾を割り切ることも可能です。システムクリーチャーによっては、相手のトリガーを封じつつ殴れるという点にも注目です。例えば「単騎」や「カマス」が有力候補ですね。

3.欠点
 トリガーを踏まないことが必要不可欠です。龍解前に除去されたのでは、6マナシングルブレイカーという目も当てられない低スペックのカードに早変わりです。システムクリーチャーから殴っていたなんていう時には、殴り返しでシステムクリーチャーを潰される要因にもなり、相手の手札をただただ増やした、何ていうことにもなりかねません。一気に殴れるように、「エッジ」や「サッヴァーク」など、安全に次のターンを過ごせるカードと一緒につかいたいですね。
 また、「ガイギンガ」はバイクに踏み潰されるという点も注意です。

4.終わりに
 このカードが高得点なのは、「ガイギンガ」のスペックにあります。かつて一斉を風靡したデッキですが、今や「ドギバス」などに置きかわって来ているカードであることは事実です。しかし、単純なビートではなく、ハイランダーに組み込むビート要因としては、今でも十分に実用性があります。どんな状況でも対応できる、つまり、マナが6しかなくたって相手を小突いて行けるカードというのは、ハイランダーにおいては良き切り札です。

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