2018年3月27日火曜日

カード考察15:キラードン

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。

今回のカードはこちらです。







評価:79点
 出た時に相手を一体残して殲滅、去る時に手札を一枚残して殲滅、闇単、wブレイカーです。コストも6とちょうど良く、次の7コストの動きに備えてコントロールしてくれます。しかし、並んでいない時や手札が切れている時にはほぼバニラ。時と場合を選んでしまいますが、それでも効果は強力です。ジョッキーやジョーカーズにはなかなか刺さりますし、システムクリーチャーも一掃してくれます。こちらが選ばない分、アンタッチャブルを焼けるのは魅力ですね。

1.利点
  盤面を一気に返すことができるカードです。「墳墓」とちがって条件はやや軽め、さらにクリーチャーである点も考えると使い勝手は良いです。リア二などの踏み倒しから飛ばせるので、びっくりドッキリ要素としても採用して面白いかなと思います。実際に採用したこともあり、大体どのデッキにも一応刺さるタイミングがあるので、まあまあかな、という手応えでした。

2.シナジー
 自爆特攻系カードで、盤面にも手札にも能動的に触ることができます。特に「学校」などと組み合わせると、全除去することも可能です。また、リア二系はもちろんですが、「ホーガン」から飛んできても面白いです。トリガー持ちの踏み倒し系で相手ターンに召喚できれば、そのあとが大分楽になります。また、次の7コストで「宝剣」や「ガドホ」などを打ち、さらにこちらのペースに持ち込むことも考えられます。一応「ヴィルヘルム」とは良い相性ですが、コストの差が大きく、コンボに持ち込むのはなかなか無いです。

3.欠点
 残すクリーチャーや手札を相手が選ぶので、コントロール要素がやや少なめです。また、ハンデスは破壊された時の効果なので、バウンスや盾送り、デッキ送りには反応しません。進化元にしてメテオバーンもダメです。単体の能力が高めな反面、何か他のカードのサポートをするような効果ではないので、デッキの中でやや浮いていると感じることもあります。デッキのタイプを選ぶカードを使うと、デッキの自由度が奪われてしまいます。結果的に尖った構築にしなければならないうえに、「アポデイ」や「モーツァルト」のような代役が多いので、リア二重視や中コストクリーチャーが欲しいデッキでないと大活躍は見込めないなと感じています。

4.おわりに
 魔道具の台頭で自壊系のカードが潤えば、魔道具に組み込まれるようなこともあるかもしれません。しかし、そのデッキはおそらくハイランダーにしにくいタイプのものになるでしょう。魔道具の小回りを生かした、「デッゾ」と「デスザーク」が両方入るような型でデッキが作れたら、このカードもまた光るのかもしれません。闇を多めに入れる構築ですので、4色のボルコンハイランダーのようなデッキに成るのでしょうね。というか、ボルコンに魔道具が入るような形なのでしょう。

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