ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:82点
ほぼ確実に追加ターン、Wブレイカー、10コスト(BAD8コスト)、火単色、スピードアタッカーです。コストもフィニッシャーとしては申し分なく、実質8コストで出てくるという点は大いに評価できます。
1.利点
追加ターンを得られるフィニッシャー、という見方をすれば、それがたったの8コストで出てくるというのは非常に魅力的です。ビートジョッキーの専用デッキ以外でも使えるというのは、ドラゴンギルドの特徴かも知れません。そうです。ドラゴンです。何かとサポートも多いので使いやすいですね。
2.シナジー
破壊耐性を付けるカードと併用すると、複数回追加ターンを得ることができます。例えば7マナ「サッヴァーク」で表向きのシールドを用意し、8マナBADで「クラッシュ」とすると、Wブレイクを2回行いながら追加ターンを得て、次のターンではアタッカーが2体揃っている、という状況にすることもできます。攻撃時に味方を破壊するカードと組み合わせれば、ほぼほぼ無限追加ターンです。また、6マナから「ゴクガロイザー」→「エッジ」→サッヴァーク→クラッシュとつなぐと、9回Wブレイカーでアタックすることができます。しかも、追加ターンのおかげでクロックもさほど怖く有りません。ついでに、8マナで使えるカードが10マナとしてガチンコジャッジに使えるのも魅力です。
3.欠点
まず、ビートダウン系のデッキになりがちという点が挙げられます。また、2コスト踏み倒すので「オリオティス」系に引っかかります。さらに、トリガーでバウンスを食らうと効果が発揮できません。確実性を求めるなら「エッジ」のほうが強いこともあります。効果使用後に破壊されて場に残らないというのも微妙なところです。攻撃して相手の手札をふやして、エクストラターン中に後続のアタッカーを用意できずターンを返してしまうなんてことも大いにありえます。
4.終わりに
実際に投入も考えたカードですが、追加ターンだけなら「エッジ」があり、ブレイクにこだわるなら「サッヴァーク」があり、8マナで言えば「グラスパー」があり・・・と考える内に採用しなかったカードです。ビートなのにアタッカーが消えてしまう、という不思議な現象が目に浮かびます。採用するにはそれなりの構築の工夫が必要かも知れませんね。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
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カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
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