ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:82点
火単色、2マナ、スピアタ封じです。wブレイカーになるおまけ効果は、実は重要だったりしそう。「ディオーネ」と比べると、完全上位互換といっても過言ではなさそう。ブロッカーがついていないのが難点ではあるが、ブロッカー破壊に引っかからないという利点もある。早い段階でスピアタを封じられるので、3ターン目くらいにおこる1ショットの悲劇を抑えられる。
1.利点
スピードアタッカーを封じるというだけで十分に強い。また、自分は攻撃ができるので、「ディオーネ」と違ってビート風味のデッキにも採用ができる。このクリーチャー自体もwブレイカーになるので、あと一押しを助けてくれる。
2.シナジー
除去コントロールにはもってこいのカード。また、マッハファイターとも相性が良く、足止めをしつつ殴りつぶしていくプレイングも可能。相手は、出すカード出すカードすべてをことごとく止められ、除去されていくことになる。バイク系のような、スピードアタッカーから超絶展開をしてくるデッキにはめっぽう刺さる。さらに、盤面のカードだけでなく、侵略先のカードや革命チェンジ先のカードをハンデスしてしまうというプレイングも考えられる。
また、2マナである点から、「こたつむり」着地、次のターンで「ボウガイ」のようにつなげることもできるのが大きな点。
3.欠点
成長バスター的な、スピアタに頼らない攻撃には刺さらない。「オリオティス」でいいじゃんとか、「ミクセル」でいいじゃんという声が聞こえそう。ウィニービートくらいにしか刺さらない上に、その中でも進化獣で殴ってくるデッキには歯が立たない。ブロッカーも付いていないので、いざというときに攻撃回数を減らすこともできない。本当に除去コンとうまくかみ合わせないと使えなさそうで、ハイランダーというよりは複数積んでどうのこうのするデッキの方がしっくりくる。
4.おわりに
大きな欠点があり、なかなかハイランダーへの採用に踏み切れないカード。しかし、そのスペックの高さはやはり評価に値するので、80点台という高得点をつけている。シナジーの箇所でも述べている通り、「ボウガイ」などと併用するのが一番しっくりくる使い方であるように感じている。
また、絵がかわいいのも個人的なポイント。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
2018年10月3日水曜日
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