2021年6月29日火曜日

すぐに構築できるハイランダーデッキ

最近デュエマを始めた人がいるので、どうやってデッキ構築を教えようかなーなんて思ってます。

そして気づいた。ハイランダーにも初心者っているじゃん。

難しいと言われているハイランダー構築。

これが「かんたん!!」なんてことになれば

すごくね?


ということで、簡単に、かつ、わりと戦えるハイランダーを作るにはどうしたらいいかをかんがえてみた。そして、それを次の通りに解説してみようとおもう。

1.方針

2.必須カード

3.改善に向けて


1.方針

ハイランダーのみならず、デッキ構築に欠かせないのが方針である。ざっくり3つについて考える。

1.1.コントロール

 ハイランダーといえばコントロール。ということは、「メタ(やりたいことをさせない)」「ハンデス(そもそも手札を無くせばいいやん)」「マナ破壊(何もできなくさせればいいやん)」という選択肢が生まれる。このなかで、最も簡単なのは「ハンデス」である。なぜなら、安いし、カードの知識もそんなにいらない。

 「メタ」

 もし、相手へのメタを貼るなら、「召喚(出すこと)に対して」のメタと、「呪文に対して」のメタがひつようである。つまり、「カマス」系の召喚に干渉するカードと、「ブーンギ」系の呪文に干渉するカードをとりあえずいれる。合計8枚入れる(最初の手札にほぼ確実にくるように)。そのあと、「オリジャ」系のカードを2枚は入れる。そして、出てしまったクリーチャーに対して使えるカード(バウンス、破壊)を入れる。トリガー付きならなおよし。これで20枚は決まる。

 「ハンデス」

 とりあえず、2マナのランダムハンデスを入れる。もしくは、ロストソウルを採用してもよい。緑を入れて、マナを貯めてからドーンとハンデスするなら、「ベラドンナ」とかも入る。「汽車男」や、「飛行男」を入れてビートしながらハンデスでもいい。殴ってシールドを手札に加えても、その分捨てさせればいいだけ、と考える。ハンデスカードはたくさんあるので、適当に選んでれば20枚はいける。

「マナ破壊」

 これは難しい。「マナクライシス」「焦土」「宝剣」「サイクリカ」が必須。「クランヴィア」でもいいが、とにかく継続してマナを削るのは至難の業。初心者が初めて作ろうとしているなら、全力で辞めさせる。


といったところで、大体20枚程度は揃った。あと20まい。とりあえず、フィニッシャーを入れる。おすすめは「ボルメテ」系。「ホワイト」「サファイア」あたりならまだ安い。「ウェディング」も可。「VAN」もそれなりに安く手に入る。「ヘッド」は入れちゃダメ。フィニッシャーは、2,3枚でいい。あとは、ドローカードをいれる。4,5枚は欲しい。「ダイスベガス」は欲しい、ということは、青の7マナ以下の呪文が欲しい。「テック団」か、なければ「天秤(青)」か、「宝剣」。青が入るなら、「ホーガンブラスター」が入る。これで30枚は超えそう。となると、「ホーガンブラスター」を入れたんならデカブツを増やしてもいいのでは?という感じでデッキが(とりあえず)組める。最後に、「墳墓」を入れる。

1.2.ビート系

 たくさん出して、たくさん引きたい。青の3〜4マナの進化クリーチャー(wブレイカー)を8枚用意する。GR、超次元を駆使する。スピードアタッカーは、3マナで8枚揃える。これで20枚。出た時ドローのカードを4〜8枚、ドローカードを3,4枚、1,2マナクリーチャーをたくさん用意する。これでとりあえず組める。最後に、色が合うなら「墳墓」をいれる。

1.3.バランス系

 上記のカードを、適当に組み合わせる。最後に、「墳墓」をいれる。


2.必須カード

 「墳墓」

それ以外は、なんでもいい。


3.改善に向けて

 回していく中で、中盤にマナに置きたくなるカードをとりあえず抜いてみる。使ってみたいカードと差し替える。サーチカードを入れる。

 フィニッシャーを足したり変えたりする。

以上を繰り返す。


4.終わりに

なんでも入れればいいわけではないが、寄せ集め40枚でもデッキとして成り立つのがデュエマ。そんなカードゲームにおいては、ある程度方針を決めて仕舞えばそれなりに自分が欲しかったデッキになる。

とにかく、回していく中で、自分が本当にやりたいことを見つけていけば、デッキ構築もしやすくなる。

まず組んで、改善を重ねる。

…つまり、作らなきゃ始まらない。

そう。とにかく、好きなカードを40枚集めるのじゃ。


ついでに以下の記事も参照ください。

ハイランダーデッキの作り方



このブログのハイランダーに関する記事一覧はこちらから→ハイランダー記事まとめ

2021年6月28日月曜日

どっち採用すればいいの問題について

 ハイランダー構築において、相互互換が可能なカード(同じ、もしくは似た効果で名前が違うカード)のどれを採用すべきか、悩む瞬間があります。

「どっちでもいい」

が答えなのかもしれませんが、これを考えるのが構築の面白いところだと思うので、私がかつて悩んだ「どっちにしようかな問題」を6つご紹介し、それぞれの私の解答と解説をご提示します。

ハイランダーを組んでらっしゃる方は、

「自分なら、〜という理由でこっち」

と、一度考えてから、解説をご覧になってみて下さい。

1. 「解体人形ジェニー」vs「解罪ジェ霊ニー」

2.「修羅の頂VANベートーヴェン」vs「龍世界ドラゴ大王」

3.「魔龍バベルギヌス」vs「阿修羅ンチュラ」

4.「早撃人形マグナム(赤マグナム)」vs「百発人形マグナム(黒マグナム)」

5.「ミステリーキューブ」「ホーガンブラスター」

6.「零星アンバラン」vs「学校男」


以下、個人的な解答解説

1.「ジェ霊ニー」

 早速物議をかもしそうな解答です。私自身もこの解答には納得できていません。というのも、「ホーガンブラスター」を採用しているデッキでオーラはどうなん?っていう感じです。が、しかし、ハンデスにプラスでマナブーストとか出来たら素敵じゃない?とか、もう一枚ハンデス出来るかも!とか、GRクリーチャーの効果までついてくると考えたらこっちでもいい気がしました。また、5マナ払って自然クリーチャーを出せたら、「グラスパー」にもなれるじゃないか!素敵!という考えもあり、現在は「ジェ霊ニー」を採用しているところです。


2.「ドラゴ大王」

 そもそも相互互換というよりは、相互補完的なカードです。両方入れる、が最適解かもしれませんが、どちらかを選ぶ際に重要なのは、このカードに何をして欲しいか、です。私はバイクをクラッシュさせて欲しい(私恨)が強かった。あとは、火のカードを増やしたいと言うのと、ドラゴン系はマグナムとかでなんとかなってないかな〜という淡い期待も寄せております。…ただ、最近は全部がドラゴンになるカードがあるんだよなー。


3.「バベルギヌス」

「阿修羅」が出た当初は、つえーと思ってました。ブログ記事にも載せたし、デッキにも入れたし。でも、今引いたこのカードで盤面を動かす!という時に使えない(マナ足りない)とか、盤面にいるやつのcip使い回しができないとか、「マグナム」立てちゃった…とか。実際に使ってみないとわからないってことですかね。


4.「赤マグナム」

 自分がより動きやすいのは、黒マグナムですが、それは同時に相手への牽制力も弱いということです。自分のハイランダーはコントロール系ですので、自分の動きよりもまずは相手の牽制。自分が動く時は「バベルギヌス」や学校系の自壊クリーチャーでOK。あと、スピードアタッカーがつよい。


5.「ホーガンブラスター」

当然だろ、と思うかもしれませんが、オーラやフィールドを採用しているなら、「ミステリーキューブ」の方がよい、ということもあります。ただ、呪文もつかいたい、という一心でこちらを採用。色も、「アナリス」とか入れるデッキには嬉しい青の単色です。


6.「零星アンバラン」

どうせ2マナで「学校」なんて打てない。どっちにしろ3ターン目になるんなら、GRおまけ効果ぎついてる方がいいじゃない。…でも、「ホーガンブラスター」…



終わりに

 結局、どっちでもいい、ということなのですが、そこをあえて考えるのは大事です。自分のデッキを見直すきっかけにもなるし、デッキ内容の把握(再確認)にもつながります。

 なんでもあり、なんでもいい

というハイランダーだからこそ生まれる葛藤。これもハイランダーデッキの魅力の一つです。


このブログのハイランダーに関する記事一覧はこちらから→ハイランダー記事まとめ

カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン

        ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。 考察カード一覧はこちら 。 今回のカードはこちら 評価:92点 ...