2018年1月26日金曜日

カード考察2:ミステリー・キューブ

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。
























評価:75点
 「ホーガン・ブラスター」同様、ビックリドッキリの踏み倒しシールドトリガーです。クリーチャー以外ならマナブーストという、失敗しても利点が見込める点もありますが、呪文が使えない点が甘いです。このカードが万一「ホーガン」なら。。。と、何度思ったことかしれません。実際に採用していた時期もありましたが、マナブーストのあとにつなぐカードも今引きに頼る場面が多く、採用にはデッキ内容の変更が必要であるため、外されました。

1.利点
 踏み倒し且つシールドトリガーであるという点は、運要素的には非常に優秀なカードです。万が一クリーチャーをめくれなくても、マナを増やしてくれると考えればその後の動きを円滑にしてくれるスーパーなカードです。「ヘッド」や「ヴィル」など、踏み倒して美味しいカードはたくさんあり、「VAN」や「モーツァルト」などのメタクリーチャーを出して序盤から制圧することもできます。トリガーである点から、速攻やワンショットのデッキに対して非常に強みになる点も見逃せません。手打ちもできるトリガーで、色も自然というスタートカラーなので、腐ることはまずありません。いつ引いても嬉しいカードです。

2.シナジー
 高マナクリーチャー全般と噛み合います。また、失敗しても7マナにつながるので、「宝剣」などの7マナ強カードとの相性も抜群です。また、マナに落ちたカードも「プロメテウス」などで回収すれば、マナも伸ばしながらコントロールができる様になります。「ヘッド」を採用するデッキなら高マナクリーチャーの出現率も上がり、序盤・中盤の低マナのタイミングでは絶大な効果を発揮します。
 また、最近出てきたタマシード系のカードは、「ホーガンブラスター」ではただのはずれになるところですが、このカードなら一応ブーストすることができます。

3.欠点
 必要な呪文がマナに送られる点が最もネックです。また、7マナで打てる強カードを持っていなければなんにもなりません。デッキ構成もクリーチャー主軸の高マナ構成になるので、全体的な安定が損なわれます。また、「ジョニー・ウォーカー」や「ジャスミン」を引いたときの何やってんだろう感は、絶望に近いものがあります。ほぼ完全上位互換の「ホーガン」の存在も大きく、踏み倒しを2枚も採用してどうするのか、という問題も出てきます。昔のキューブ連ドラのような構築でなければ活きてこないので、ハイランダーに採用するにはデッキ構築という高すぎるハードルがあります。結局は運ゲー要素なので、外すことも視野に入れると、着実に安定してデッキを回すことを優先したほうが強いのではないでしょうか。

4.おわりに
 どのデッキにも入るような性能ですが、やはり他のカードとのシナジーを考えると、デッキ構築が大幅に制限されます。運要素に重きを置かない限り、採用は考えどころです。ただ、逆に、「ホーガン」との差別化を図って7マナに伸ばすことをしっかり視野に入れたデッキであれば、十分な活躍が見込めるカードです。本当に好みの領域です。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

リプのカードでハイランダー

Twitter(X)で募集したカードだけでハイランダーを構成。過去にもやったことがあるが( 過去にできたデッキはこちらから )、今回はマイナーなカード(渋いカード!)を採用するために、次のルールを採用した。 ルール  ・リプライ欄のカードのみで構成。 ・カードが被ったら不採用。 ...