2018年12月29日土曜日

カード考察58:偽りの王ヴィルヘルム(コードキング ヴィルヘルム)

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。




評価:82点
 闇・火・自然のレインボー、9マナ、相手のマナとクリーチャーを1枚ずつ破壊、相手の墓地にカードが置かれるとマナブースト、Tブレイカーです。正直重いのでは、という感じではありますが、相手のクリーチャーにもマナにも触ることができるので、相手のキーカードを焼いたり、妖怪1マナタリナイを召喚することができます。さらに、焼いた分だけマナが増える上、相手が呪文を使うたびにマナが増えていきます。ステキなカードです。度重なる再録、おめでとう。

1.利点
 色がまずステキ。「ミラクル」や「デブラ」にすんなりつなぐことができます。また、相手のクリーチャーが不在でもマナを破壊できるし、ただの置物としての役割もあります。9マナある状態からマナが増えてもどうということはない気もしますが、後のブン回りに一役買ってくれるイケメンです。ついでに、マナブーストは強制ではないため、ライブラリアウトもあまり気にする必要がありません。

2.シナジー
 「ギヌス」で釣るのはもちろん、攻撃力も「グラスパー」圏内です。また、「ホーガン」から序盤で立てておくだけで相手は死ねます。他にも、「ジェニー」や「宝剣」など、相手のカードを墓地に送るカードとももちろん良いシナジーです。しかし、ハイランダーにおいて重要な点は、「墳墓」とのシナジーです。ミラーマッチでできるだけマナをかぶせて「墳墓」するとき、こちらは実質無傷で終えることができます。逆に、相手にこのカードが立っているだけで「墳墓」を打ちたくなくなりますね。

3.欠点
 コストが重い。そんなことしてる場合じゃない、ということがしばしば。速い相手には正直使い勝手が悪い点は否めません。

4.おわりに
 いまさら紹介する必要もないほど有名なカードですが、再録したこともあるので、ついでに。正直なところ、採用は好みだと言っても良いくらい、他にもいいカードがたくさんあります。それでもこのカードがよく使われている背景には、ネームヴァリューだけでなく、実際使ってみた時の強さがあるのだと思います。もはや紹介の必要がほとんど無いカードなので、紹介はざっくりと。












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