ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。
今回のカードはこちらです。
評価:85点
スピアタでシールド3枚焼却は、出た当初からずっと強い能力です。パワーバランスもよく、パワーアタッカーで14000まで伸びるので、12000のクリーチャーたちを除去することも可能っちゃ可能です。コストもフィニッシャーとして有用なので、十分採用の価値はあります。
1.利点
盾を安全に割り切ることができる上、墓地に送るので手札やマナが増えること無く安全に殴り勝つことができます。十分にコントロールをした後で出せば勝ちはほぼ確定です。仮に除去されても、相手にアドバンテージを渡すこと無く盾を割った後なので、こちらはそこまで痛くありません。むしろ、除去に時間を使ってくれてありがとう、という感じです。
2.シナジー
「ホーガン」から、早いタイミングで盾を減らしていくことができる点は非常に優秀です。また、同系統の「蒼炎」や「ホワイト」、「モアイ」などと合わせて一気に盾をなくしてダイレクトアタックにつなげることもできます。「グラスパー」からも出てくるのが強いです。
3.欠点
早い段階で出しても、除去耐性皆無なので除去られておしまい、というシチュエーションが時々。相手にアドバンテージは渡していないものの、墓地ソースには美味しい効果であることも否めません。また、簡単にブロックされてしまう点も注意です。残った2枚の盾を他のクリーチャーで割っていく勇気が無ければ、無理に償却しようとしてターンを無駄に消費し、相手の体制が整ってしまうこともあります。単体ではなかなか仕事がはかどらない点は見逃し難いです。
4.おわりに
正直、採用しても良いカードです。欠点を補うのに十分な仕事をしてくれますし、決定力も大きいです。しかし、殴るならそのターンで一気に仕留めたい時には、残った2枚の盾がじゃまになります。まず2枚割って、その後のターンでこのカードからフィニッシュまでいきたいところですが、「サイゾウミスト」や「ブサ丸」で延命されることもまちまち。まさか「ジェニー」で殴りにいくのか・・・などと考え、出したら勝ち、という「ジョリー」に変わってしまった感じです。使うなら、ボルコン風味のハイランダーでしょう。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
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カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
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