2018年10月27日土曜日

カード考察47:セイレーン・コンチェルト

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。



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評価:70点
 水単色、1マナ、マナ入れ替え、トリガー呪文です。お手軽マナ回収という点で、いつでもマナにあるカードを使うことができます。序盤ではあまり使いみちがありませんが、中盤から終盤にかけては非常に有力です。

1.利点
 同じような効果を持つカードに、「ソルハバキ」があります。クリーチャーでもあるカードなので、こちらのほうが勝手が良い場合もありますが、「セイレーン・コンチェルト」の利点は自身が1マナであるという点です。つまり、水マナを含むカードを回収するなら、現在のマナをすべて使うことができるという利点があります。例えば、7マナの状況で「宝剣」、8マナなら「ニコル」が使えます。

2.シナジー
 利点でも述べてあるとおり、水マナを含むカード全般と相性が良いです。他にも、トリガーでマナから忍者を回収したり、ブーストで落ちた「ロマネ」を回収して使っても良いです。手札入れ替えを行いやすくするという点では、「ダイスベガス」などの置きドローソースと一緒に採用したいですね。また、「ゴクガロイザー」と使うと、マナを起こすことも可能です(強い動きとは言っていない)。マナが十分にある状態であれば、どのカードとも相性が良いといっても過言ではありません。マナにあるカードを好きなときに使えるという点は非常に優秀です。

3.欠点
 マナを入れ替えるときに、手札がなければ回収ができない点です。終盤に使いたいのに、手札なしでデッキトップこのカードだと役立たずなのは辛い。回収しても良い、おいても良いなら強かった。更に、「ホワグリ」や「プロメテウス」、墓地回収もできる「スカル」など、役割が同じかそれ以上のカードがたくさんあるので、このカードに頼る必要があるかどうかという点は否めません。また、序盤に引くと辛いカードです。

4.おわりに
 序盤で使えない、終盤でもトップで役に立たない、という点ではやはり採用すべきかどうか迷ってしまいます。手札一枚からなにかをしなければならない状況を打破するカードではありません。しかしそれでも、マナから欲しいカードをこんなに手軽に回収できるという点は魅力的です。やはり、置物のドロソからの「セイレーン・コンチェルト」という流れを作ってこそのカードです。

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