ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:69点
11マナ、自然単色、マッハファイター、Tブレイカー、バトルに勝てば相手を2体までマナ送りにし、送った数だけ自分のマナからクリーチャーを踏み倒し(ただし相手が選ぶ)、です。とても面白い効果ですね。ようするに、3体除去2体踏み倒しというはでな効果です。
1.利点
相手を除去しながら展開できるのは大きな利点です。また、自身もTブレイカーなので、展開したクリーチャーと一緒にトドメを刺しにいくことも可能です。
2.シナジー
「蒼龍の大地」とシナジーなのは「モアイ」と一緒。cip効果持ちのカードとはたいていシナジーを形成します。相手のクリーチャーの数にもよりますが、除去効果持ちクリーチャー、ハンデス効果持ちクリーチャーを踏み倒すのが現実的ではないでしょうか。踏み倒したいクリーチャーを具体的に上げるとすれば、「ニコル」、「ロマネ」、「ギヌス」、「サイクリカ」、「ヴィルヘルム」、「ドラゴ大王」、「VAN」、「覇」などでしょうか。cip効果もですが、置物として有能なやつら(モアイなど)を出すのも良いですね。何を出すかは相手が決めるので、「ジオザ・マン」や「スカル」などで予め調整しておきたいところです。
3.欠点
マッハファイターの利点の一つに、「カマス」系のアンタッチャブルを潰すことができるという点が挙げられますが、ここまで重いとそういう使い方はできません。また、相手のクリーチャーが少なくとも2体いなければ踏み倒しまで実現しないという、派手な効果な割には超絶相手依存です。変なタイミングで「ホーガン」などで引き当ててしまった場合など、不発もいいところです。11マナ使って相手殴り潰して終わり、なんていう、何をしたいのか分からないという状況が用意に想像できます。トドメに、相手のクリーチャーをマナ送りにできなかった場合(エターナルΩなどの置換効果)であれば、こちらが踏み倒すことが(おそらく)できないであろう点が挙げられます。
まとめると、使いにくい、ということです。
4.終わりに
効果も特徴的で面白く、相手が並びまくるようなデッキに対しては非常に有効でしょうが、そんなに並んでいる状況で且つこちらに11マナのクリーチャーを召喚できる余裕がある状況なんて、そう簡単に実現しないでしょう。このカードを採用するなら、ハイランダーというよりは「シルキード」のデッキに数枚刺さっているという方がしっくりきます。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
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カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
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