2018年11月7日水曜日

カード考察53:崩壊と灼熱の牙

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。




評価:73点
 4マナ、闇火レインボー、使用ターン中、相手のクリーチャーが破壊されるたびにマナ&シールドを墓地に送る、です。かつて「ロマノフ」パイセンやら「シーザー」皇帝に使い回されたり、「無限掌」されたりしたカードです。除去コン的なデッキには一度刺してみたいカード。

1.利点
 トリガーを無条件でポイーできるのは強いですね。最近では盾がえげつないことになるデッキもあるので、その山積みになった盾を墓地送りできたらどんなに嬉しいことでしょう。

2.シナジー
 破壊系のカードとシナジーするのはもちろんですが、中でも「学校男」とは良い関係です。後半6マナ以上ある状態で、「学校」と併用すれば、実質6マナでクリーチャー&マナ&盾を割れるというえげつない効果になります。もったいない使い方ですが、後半に引く「学校男」のはーつっかえ具合を考慮するとワンチャンスありそうな気がします。
 破壊系でもう一枚上げるなら、「ニコル」です。殴るだけでマナを使わずに破壊ができるだけでも強いので、追加でこのカードを使用すればなかなかおもしろいことになります。ビートもはかどります。
 更には、「グラスパー」から「ギヌス」で相手を破壊してみたり、「九十九」と「トワリュウ」で全ブッパも可能です(13マナ必要ですが)。返しのターンに、相手が全部寝ているところを狙えたらとても気持ち良いのではないでしょうか。

3.欠点
 使用タイミングが限定されすぎ問題。いつでも使えるわけではないので腐る未来しか見えません。破壊系カードを沢山採用して、除去コントロール的な色を強めたら存在価値も大きくなるのではないでしょうか。
 なお、置換効果で破壊されなかった場合(破壊される代わりにマナやデッキの下に行った場合や、エスケープなどの場合)はマナ・盾破壊できないので要注意です。

4.おわりに
 このカードに頼ることなく、いいタイミングで来たら使用する、位の気持ちでの採用になりそうです。それならいっそ、複数積んだほうが良いかもしれません。なんにせよ、ステキな効果なので、お好みでどうぞ、という感じのカードですね。








0 件のコメント:

コメントを投稿

リプのカードでハイランダー

Twitter(X)で募集したカードだけでハイランダーを構成。過去にもやったことがあるが( 過去にできたデッキはこちらから )、今回はマイナーなカード(渋いカード!)を採用するために、次のルールを採用した。 ルール  ・リプライ欄のカードのみで構成。 ・カードが被ったら不採用。 ...