2018年11月4日日曜日

カード考察48:ウソと盗みのエンターテイナー

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。







評価:90点
 火・闇レインボー、4マナ、踏み倒しメタ、攻撃されないやつです。「オリオティス」系と違って、相手のマナの枚数にかかわらずに潰せます。まあ、どちらを採用するか、というよりは、両方採用したいですね。

1.利点
 火文明が入っている踏み倒しメタの置物という点です。また、レインボーでもあるので、「サイゾウミスト」と合わせて5色揃うのも嬉しい。ハイランダーにおける4マナは、3ターン(~4ターン)目に着地できる初動と言ってもいいコスト隊なので、小回りが効くという点でも評価できます。というか、「天門」や「バイク」、最近では「GGG」とかも潰せるので、それだけで十分。速攻だけでなく、ループにも刺さる点がとても大きいです。
 さらに、「オリオティス」系を単体で立てておく不安を解消するためのものでもあります。

2.シナジー
 「バベルギヌス」で相手を除去したり、「獰猛」で相手だけ破壊したりと、こちらから能動的に相手を除去することも可能です。また、ランデス系からマナを縛り、踏み倒しに抱く一縷の望みを踏み倒すこともできます。もちろん、トリガー獣を潰すことも可能です。(効果を消せるとは言っていない。)おまけとして、「イッツショータイム」で相手が出したクリーチャーを破壊することも一応可能です。このカードに関しては、シナジー云々よりも単体で強いのが売りですね。

3.欠点
 「九十九」と相性が悪いことです。このカードは、相手が出たときに発動する効果なので、「九十九」に無視されてしまいます。それよりは「VAN」や「大王」を入れたいですね。

4.おわりに
 超絶バランスの良いカードだと思っています。例えば、光が追加されて5マナになって、オリオティス効果も付属したり、ブロッカーがついてみたりしたところで、このカードの良さである4マナという利点がかすみます。水が入ってトリガーバウンスつき5マナになっても同じです。確かにそういうカードが出れば採用したいのですが、だからといってこのカードの価値が下がることにはなりそうにありません。4マナだからこそ強い、そして、効果も壊れたものではない。ゲームバランス的にもハイランダー的にも、とても良くできたカードです。













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