2018年11月4日日曜日

カード考察50:執拗なる鎧亜の牢獄

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。

「執拗なる鎧亜の牢獄」の画像検索結果


評価:78点
 水・闇・火レインボー、5マナ、バウンス、ハンデス、条件付きで盾焼却のカードです。正直「ニコルボーラス」のほうが強いと自分の中で噂のカードですが、こちらの利点もしっかりあります。ハイランダーっぽいとても良い、優秀なカードです。

1.利点
 バウンスではあるものの確定除去、その後に更にハンデスもできるという点です。バウンスの欠点は、手札が増えること。そのデメリットを打ちけすハンデスがついている点は高評価です。更に、戻したカードと同名のカードをハンデスすれば、盾を一枚焼却できるという執拗なまでのおまけ効果がついています。6マナでよかったからトリガーつけてくれたら最強呪文の一角を担っているカードです。
 更に、超次元クリーチャーに対しては除去アンドハンデスをかますことができる超絶優秀なカードです。加えて、進化クリーチャーも対象にできる点で「陰謀計略」に勝っていると言っても良いでしょう。

2.シナジー
 実は「ニコル・ボーラス」と一緒に入れておくと強い。ハンデスしたあとなら、ほぼ確定で盾焼却まで持っていける。ただ、このカードは「サイクリカ」などで使い回すようなカードでもないため、ここぞというときに使いたいカードです。したがって、「スカル」のような回収要員と良いシナジーを形成してくれます。

3.欠点
 除去カードにしてはコストが重い。トリガーもついていないので、除去が必要なビートや速攻相手に活躍する場面が少ない。色が完全に「ニコル」とかぶっている。ということで、現在の私のデッキには入っていません。しかしそれでも、使い勝手が良いことは否定できないでしょう。5cコントロールに採用するかどうかすら迷う価値があるレベルのカードだと信じています。

4.おわりに
 いろいろできるカードには、厄介なルールがつきものです。こちらのカードも同様に、ルールが厄介です。例えば、戻せなかったクリーチャー(パーフェクトギャラクシーなど)と同名カードを捨てても焼却はできない、というものがあります。要するに、以下のように捉えることになります。

 「クリーチャーが手札に戻ったなら、そのときに指定したカードが持っていた名前と同じものを捨てさせたときに盾を焼却する」

ここで、ややこしいルールを簡単にご紹介します。

 ・ゴッドリンクした奴は、2体分以上の名前を持っているということになるので、そのうちのどれかを捨てさせれば良い。
 ・名もなき新人類は、「名もなき新人類」と「指定した名前」を持つので、本体もしくは指定先のカードを捨てさせれば良い。(ゴッドのときと同じだという個人的判断)
 ・相手にクリーチャーがいなくても、とりあえずハンデスできる(陰謀と計略の裁定からの個人的推測)

かつて採用していた時期には、ザ・運ゲーカードとして活躍しました。これで「クロック」焼いて勝った日の酒はうまかった。使ってみてわかる強さがあります。迷ってる方、なんとなくスロットを埋めようとしている方には、おすすめの一枚です。







0 件のコメント:

コメントを投稿

リプのカードでハイランダー

Twitter(X)で募集したカードだけでハイランダーを構成。過去にもやったことがあるが( 過去にできたデッキはこちらから )、今回はマイナーなカード(渋いカード!)を採用するために、次のルールを採用した。 ルール  ・リプライ欄のカードのみで構成。 ・カードが被ったら不採用。 ...