ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:90点
3コスト、光単色、踏み倒し(コスト軽減)メタ、ハンデスメタです。「オニカマス」のほうが強いという意見も多くありますし、「オリオティス」のほうが速いという事実もあるのですが、ハンデスに対応する効果があるだけでハイランダー的にはとても美味しいカードです。
1.利点
この1枚で2つの役割ができるという点が非常に高評価です。速い相手にはどうやったって間に合わない、2マナだろうが3マナだろうが関係ない、という見方をすれば、純粋に「オリオティス」にハンデスメタがついてきた、と考えることもできます。また、実際は2ターン目に光マナを供給することが難しい場面も多いので、こちらのほうが安定してマナを有効活用できます。更に、「オリオティス」と違う点として、中盤から終盤にかけても、ハンデスメタのカードとして使えるというのが挙げられます。あと、どうでもいいような気もしますが殴れます。
2.シナジー
マナ破壊と相性が良いのはもちろんですが、「学校」→「ボウガイ」→「エンテー」のような流れる動きで相手の動きをしっかり止めた後の「焦土」なんて言う動きになれば、だいたい勝てます。だいたい。あとは、「オリオティス・ジャッジ」で一掃した後にこのカードがいると心強いですね。ついでに、「獰猛なる大地」を使用する場合は、相手のハンデスを気にすることなく使うことができるようになります。
正直、シナジー云々よりも、単体で強い系のカードです。
3.欠点
2マナのときに出したいというのが正直なところではあります。そこを妥協するのなら採用しても良い、というかすべきカードです。問題は、採用するためにはその速さの点を妥協するしかないというところにあります。特に後攻3ターン目に着地するようでは、正直何をしに出てきたのか分からないような状況も少なくありません。すでに並んでいる敵に対してはまったく働いてくれません。速く出てくるやつらがどうしても憎いなら、2マナ隊を採用するか、「オリジャ」との併用が必要です。
4.おわりに
実際、2ターン目でも3ターン目でも、勝つときは勝てるし負けるときは負ける、という気がしています。本当に好みの問題だと思いますし、「オリオティス」、「カマス」との併用、時には3枚とも採用するという決断も必要かもしれませんね。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
2018年12月30日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。 考察カード一覧はこちら 。 今回のカードはこちら 評価:92点 ...
-
「サイクルぺディア」と「クイーンアマテラス」と「フォースアゲイン」でループする、と言うのは有名な話ですが、どうループするのか、今一度確認。 サイクルぺディアがいてアマテラスを出す。 山札からフォースアゲイン。 サイクルぺディアで2回使えるので、サイクルぺディアとアマテラスにそれぞ...
-
ハイランダーのデッキ構築において大切なことをまとめます。なかなか手が出しにくいと考えている人も多いようなので、そのあたりの誤解も解ければよいかと思っています。 ハイランダーデッキの構築のカギは 「コンセプトを持つ」 「投入すべきカードとは」 「デッキを育てていく...
-
ハイランダーデッキと聞くと、なんか弱そうとか、難しそう、なんて言いながら敬遠するひとがいます。一方で、それだから面白い、と、取り憑かれる人だっています。 面白い、と、取り憑かれる理由は、何となくわかります。それは、 ハイランダーの極意 をお読みいただければ一目瞭然であります...
0 件のコメント:
コメントを投稿