2020年10月8日木曜日

カード考察74:カルマ大司教ゾロスター

     ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら


今回のカードはこちらです。

点数:70

相手も自分も超次元が使えない、というのは、こちらにとっても痛手になる可能性がある。GRも使えないなんてこっちは正直どうでもいい。スーパーシールドトリガーを封じられるのは大きい、というか、これだけで封殺されてしまうデッキもある。問題なのは最後の、

・相手ターン中にシールドが墓地または山札に置かれる時、かわりに持ち主の手札に加える

という効果である。これは、効果を読む限りでは、「ボルメテウス」系の盾焼却を防ぐことができない。単純に、シールドを墓地に置く、という効果を防ぐもの。例えば、

 「相手ターンの終わりに、シールドを1枚墓地においても良い。そうしたら、このカードを墓地からバトルゾーンに出す」

 という効果を持つカードや、「ヴァリュアブルポーカー」のような、山札に戻すタイプの効果でなければいけない。なぜなら、


効果を処理する時、「~のかわりに」は一度しか適用されないからである。


つまりこのカードは、盾焼却ではなく、お互いのシールドをぐるぐるさせるようなループを止めるためのカード、ということになりそう。(詳しくはカードの裁定を確認)


利点

 GRが流行っている環境ではあるので、そこをつぶせるのは大きい。また、サイキックだけではなくドラグハートも潰せるのは助かる。


シナジー

 「アクアパトロール」系のカードと併用すれば、莫大なアドバンテージ、かつトリガーも使い放題。


欠点

 自分も超次元が使えないので、構築を工夫しなければならない。超次元をなくす、もしくは、「学校男」系のカードで自壊してから超次元を使うか。

 能動的に「アクアパトロール」系のカードを使おうにも、どうやって相手ターンに打つかが問題。結局、GRと超次元、sstを止めるためのカード。


おわりに

 GRビタドメは嬉しいけど、「マグナム」系とどちらを取るか問題。ビッグマナも、踏み倒しも、超次元も、GRと考えると、こちらよりは「マグナム」かなー。


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