2021年9月12日日曜日

カード考察114:大樹王 ギガンディダノス

          ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちら







評価:82点(ディスペクター用:90点)

 不思議バースが不思議なほど強い。全ハンデスっぽいこともできるし、相手からの攻撃も止められる。

1.利点

 攻守どちらにも秀でている。ワールドブレイカーで、相手からのダイレクトアタックを止めて、コスト軽減が付いていて6マナくらいで出てくる全ハンデスクリーチャー。

2.シナジー

 「ロマネスク」なら、8マナある状態から単色ばかり落とせば不思議バースでロマネスクキャンセルをしながら出せる。そんなロマンを追い求めなくても、4枚ブーストで山札を掘り下げてマナに落とすことができれば、エンド時にこのカードを墓地に送ればいいだけ。

 「デブラ」が出れば、4マナで出せる。

 正直8マナくらいなら払ってもいいくらいのスペックなので、お勤めが終わった「マグナム」をマナに置きながら出てきても面白い。

 EXライフ持ちのディスペクターと合わせると超強い。7マナのカードが3マナくらいで出てきたところに、残り5マナでこのカードが出てくる。しかも、クリーチャーはマナおくりにされず、EXライフで場に残り続ける。「ギガンディダノス」をスピードアタッカーにできれば(「可憐チルドレン」など)、EXライフで残ったクリーチャーと合わせてジャスキルできる。ディスペクターのデッキなら、かんたんに「可憐チルドレン」用のマナが用意できる。


3.欠点

 墓地に送る手段をきちんとしておかないと、手札・マナにいてもらってはフシギバースが発動できない。このカードのために落とすギミックを入れるのは不自然。「ロマネスク」を狙うのみとなってしまうのも心許ないので、やはりディスペクターへの採用が現実的なところか。


4.おわりに

 ディスペクターのデッキを組んでて、このカードを見つけて、EXライフの裁定を調べると、そこは宇宙が広がっていた。みたいな。これ、狙ってたかのうような噛み合い方だけど、その辺どうなんだろう。

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