ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちら
評価:82点(ディスペクター用:90点)
不思議バースが不思議なほど強い。全ハンデスっぽいこともできるし、相手からの攻撃も止められる。
1.利点
攻守どちらにも秀でている。ワールドブレイカーで、相手からのダイレクトアタックを止めて、コスト軽減が付いていて6マナくらいで出てくる全ハンデスクリーチャー。
2.シナジー
「ロマネスク」なら、8マナある状態から単色ばかり落とせば不思議バースでロマネスクキャンセルをしながら出せる。そんなロマンを追い求めなくても、4枚ブーストで山札を掘り下げてマナに落とすことができれば、エンド時にこのカードを墓地に送ればいいだけ。
「デブラ」が出れば、4マナで出せる。
正直8マナくらいなら払ってもいいくらいのスペックなので、お勤めが終わった「マグナム」をマナに置きながら出てきても面白い。
EXライフ持ちのディスペクターと合わせると超強い。7マナのカードが3マナくらいで出てきたところに、残り5マナでこのカードが出てくる。しかも、クリーチャーはマナおくりにされず、EXライフで場に残り続ける。「ギガンディダノス」をスピードアタッカーにできれば(「可憐チルドレン」など)、EXライフで残ったクリーチャーと合わせてジャスキルできる。ディスペクターのデッキなら、かんたんに「可憐チルドレン」用のマナが用意できる。
3.欠点
墓地に送る手段をきちんとしておかないと、手札・マナにいてもらってはフシギバースが発動できない。このカードのために落とすギミックを入れるのは不自然。「ロマネスク」を狙うのみとなってしまうのも心許ないので、やはりディスペクターへの採用が現実的なところか。
4.おわりに
ディスペクターのデッキを組んでて、このカードを見つけて、EXライフの裁定を調べると、そこは宇宙が広がっていた。みたいな。これ、狙ってたかのうような噛み合い方だけど、その辺どうなんだろう。
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