2021年10月10日日曜日

カード考察149:禁断竜王 Vol-Val-8

     ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちら



評価:72点 (ディスペクター用:78点)

 出たターンはアンタッチャブルであり、攻撃するたびに2ドロー&ウィニー破壊。場合によってはエクストラターンという破格の効果の持ち主。


1.利点

 アタックするたびに2ドローが確定しているのは優秀。スピードアタッカーでTブレイカーなので、ビートデッキにおいては非常に優秀なフィニッシャーに。

 エクストラターンの条件である4体破壊は、自分のクリーチャーを破壊した場合にも適用されるので、破壊されても舞い戻ってくるカードたちと組み合わせると楽しいことができそう。

 攻撃力が高いので、いろんな殴り返しや、「ギガンディダノス」の突破につながる。


2.シナジー

 9コストサポートがいくつかある。ツインパクト版の「ナンバーナイン」で持ってくることもできる。

 破壊されたら復活するクリーチャーとか、墓地にいるとターンの初めに復活するクリーチャーとか、その辺と仲良しではあるが、これを狙うのはハイランダー的な戦い方ではない気がする。

3.欠点

 自分の6000以下クリーチャーも破壊してしまう。これは、「ロマネスク」を破壊するような長所でもあるし、「サイクリカ」系を破壊してしまう欠点でもある。そもそも、6000以下がたくさん破壊されるような盤面で出せることなんて少ないので、実質9マナ2ドローのカード。「ヘブニアッシュ」や「グラスパー」に対応していないのも大きなマイナス点。


4.おわりに

 コンボデッキでは猛威を振るうかもしれないが、しょせん9マナである。そうそう出てはこないし、出てきたところでただの2ドローマンなので、そんなに大げさにデッキに入れなくてもいいんじゃないだろうか。8マナじゃなかったのは運営側のナイスな調整力によるものと言わざるを得ない。

1 件のコメント:

  1. 10でも8でもなく9
    一番手が届かないコスト帯
    マナと生贄さえ用意すれば3コストの緊急再誕で出る(みんなそう)
    しかもとこしえで飛ばされないし逆に攻撃で飛ばす
    強制効果が少ないので山を掘り過ぎないフィニッシャーで最終盤山が薄くとも使えてありがたい

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