ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:84点
5マナ、光自然レインポー、次の自分のターンまで指定された色のクリーチャーがプレイヤーに攻撃できなくなる、トリガーです。裁定の変化で、現在は龍解、覚醒、禁断開放には対応できません。それでも、スピードアタッカーを封じて、バイクやバスターの1ショットを封じるだけでもだいぶ使える。
1.利点
5マナという微妙なマナですが、手打ちするにも十分間に合うコストです。相手のデッキによっては、この一枚で確実に1ターンもらえるというふうに考えることができます。また、攻撃の序盤にトリガーすれば、後続の攻撃をことごとく止めることができます。「サイクリカ」で3ターンくらい攻撃を止められるという点も魅力敵です。あと、エクストラターン系クソデッキにはめっぽう強く、自分のターンが来るまでずっと止めていられるので、「鬼丸覇」とか水の魔道具とかにも強いです。
2.シナジー
当然、「サイクリカ」とは良い関係です。デッキタイプによっては、3ターン止められます。それはすなわち、7コス「サイクリカ」、8コス「エタトラ」、ということで次の9マナにまで手が伸びるということです。「バラギアラ(水)」につないでからドローで忍者の補充もよし、「ホーガン」が引ければそれを打つもよし、「バラギアラ」から「グラスパー」に進化でも良し、「ヴィルヘルム」につないでもよし、「キングダムオオカブト」から9枚ブレイクして、「サイクリカ」でトドメでもよし、と、枚挙に暇がないほど次の動きの可能性があります。「コギリーザ」などで唱えても良いのですが、手札に戻ってこないのが難点です。
3.欠点
無色に弱い点です。特に最近はジョーカーズが速いのですが、止めようがありません。また、「デリート」系のデッキで「ドキンダム」されても為す術がありません。コストに関しても、5マナでは間に合わなかった、ということもよくあります。最近は「テック団」などの優良トリガーが多いので、このカードに頼る必要もなくなって来たか、という部分もあります。
4.おわりに
好みや環境に左右されるカードではありますが、無色以外のデッキならだいたい刺さる、と考えれば、悪いカードではなさそうに思えます。5cだって、赤を宣言しとけばだいたい攻撃は止まりますし、最近の水の魔道具エクストラターン糞デッキにも、「黒」とか言っとけばだいたい止まります。エクストラターンでドヤってくるやつにドヤり返しができるのも嬉しいですね。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
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カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
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