ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:92点
5マナ、トリガー、水単色、デッキからランダムに呪文かクリーチャーを踏み倒し。最強。ハイランダーは、とりあえず強いカードを投入しているデッキなので、どこをめくっても強い。1ターン目にトリガーから「VAN」とか「大王」とか持ってくると、相手は死ぬ。
1.利点
受けにも攻めにも使えるカードという点です。トリガーしても強いし、手打ちから展開を狙っても強いです。デッキの半分近くは、6コスト以上のカードだと考えると、50%の確率で得をすることができます。仮に4マナ以下のカードを引いたとしても、それらの効果によってはありがたいこともあります。自分も何が起こるかわからないので、相手を驚かすにはもってこいのカードです。
2.シナジー
全カードとシナジーです。なんでも使えるんだもん。マナの高いカードを使えたら嬉しいのは当たり前なので、4マナ以下で使って嬉いカードを紹介します。「学校」、「シャワー」、「セブンスタワー」、「ホワグリ」などです。こうしてみると、4マナのカードがあたってもそんなにがっかりしないということがわかると思います。要するに、引いたら使え、というカードですね。ちなみに、あたってほしくないカードだった場合、使わずにデッキトップに残しておくことも可能です。
3.欠点
全カードとシナジーしているのはしているのですが、あたって欲しくないカードもあります。代表的なのが、「フェアリー・ライフ」です。中盤ならまだしも、終盤にあたるのはやめてほしい。ただ、デッキの中から「ライフ」がなくなった、と考えれば良いのでしょうが、ライフを使って落ちたカードがキーカードだと目も当てられません。
また、D2フィールドや城、クロスギアには対応していないので注意。
4.おわりに
何度か抜いてみようと思ったカードですが、結局入れてたほうが安定することに気が付きます。運ゲーとはいえ、デッキの内容を変えたり、発動タイミングを見計らったりすれば高確率でいいカードを当てられます。まぁ、運ゲーであることには変わりないですけどね。そういう意味でも、ザ・デュエマというカードです。
デュエル・マスターズのハイランダーデッキを使い続けて数年。ハイランダーの魅力に取りつかれ、とうとうこのような形で残す事を決意。 デッキの投稿・解説や、ハイランダー視点からのカード解説をしようと思います。 なんでもできるハイランダーの魅力が少しでも伝われば幸いです。
2019年1月29日火曜日
2019年1月28日月曜日
カード考察64:調和と繁栄の罠(エターナル・トラップ)
ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:84点
5マナ、光自然レインポー、次の自分のターンまで指定された色のクリーチャーがプレイヤーに攻撃できなくなる、トリガーです。裁定の変化で、現在は龍解、覚醒、禁断開放には対応できません。それでも、スピードアタッカーを封じて、バイクやバスターの1ショットを封じるだけでもだいぶ使える。
1.利点
5マナという微妙なマナですが、手打ちするにも十分間に合うコストです。相手のデッキによっては、この一枚で確実に1ターンもらえるというふうに考えることができます。また、攻撃の序盤にトリガーすれば、後続の攻撃をことごとく止めることができます。「サイクリカ」で3ターンくらい攻撃を止められるという点も魅力敵です。あと、エクストラターン系クソデッキにはめっぽう強く、自分のターンが来るまでずっと止めていられるので、「鬼丸覇」とか水の魔道具とかにも強いです。
2.シナジー
当然、「サイクリカ」とは良い関係です。デッキタイプによっては、3ターン止められます。それはすなわち、7コス「サイクリカ」、8コス「エタトラ」、ということで次の9マナにまで手が伸びるということです。「バラギアラ(水)」につないでからドローで忍者の補充もよし、「ホーガン」が引ければそれを打つもよし、「バラギアラ」から「グラスパー」に進化でも良し、「ヴィルヘルム」につないでもよし、「キングダムオオカブト」から9枚ブレイクして、「サイクリカ」でトドメでもよし、と、枚挙に暇がないほど次の動きの可能性があります。「コギリーザ」などで唱えても良いのですが、手札に戻ってこないのが難点です。
3.欠点
無色に弱い点です。特に最近はジョーカーズが速いのですが、止めようがありません。また、「デリート」系のデッキで「ドキンダム」されても為す術がありません。コストに関しても、5マナでは間に合わなかった、ということもよくあります。最近は「テック団」などの優良トリガーが多いので、このカードに頼る必要もなくなって来たか、という部分もあります。
4.おわりに
好みや環境に左右されるカードではありますが、無色以外のデッキならだいたい刺さる、と考えれば、悪いカードではなさそうに思えます。5cだって、赤を宣言しとけばだいたい攻撃は止まりますし、最近の水の魔道具エクストラターン糞デッキにも、「黒」とか言っとけばだいたい止まります。エクストラターンでドヤってくるやつにドヤり返しができるのも嬉しいですね。
今回のカードはこちらです。
評価:84点
5マナ、光自然レインポー、次の自分のターンまで指定された色のクリーチャーがプレイヤーに攻撃できなくなる、トリガーです。裁定の変化で、現在は龍解、覚醒、禁断開放には対応できません。それでも、スピードアタッカーを封じて、バイクやバスターの1ショットを封じるだけでもだいぶ使える。
1.利点
5マナという微妙なマナですが、手打ちするにも十分間に合うコストです。相手のデッキによっては、この一枚で確実に1ターンもらえるというふうに考えることができます。また、攻撃の序盤にトリガーすれば、後続の攻撃をことごとく止めることができます。「サイクリカ」で3ターンくらい攻撃を止められるという点も魅力敵です。あと、エクストラターン系クソデッキにはめっぽう強く、自分のターンが来るまでずっと止めていられるので、「鬼丸覇」とか水の魔道具とかにも強いです。
2.シナジー
当然、「サイクリカ」とは良い関係です。デッキタイプによっては、3ターン止められます。それはすなわち、7コス「サイクリカ」、8コス「エタトラ」、ということで次の9マナにまで手が伸びるということです。「バラギアラ(水)」につないでからドローで忍者の補充もよし、「ホーガン」が引ければそれを打つもよし、「バラギアラ」から「グラスパー」に進化でも良し、「ヴィルヘルム」につないでもよし、「キングダムオオカブト」から9枚ブレイクして、「サイクリカ」でトドメでもよし、と、枚挙に暇がないほど次の動きの可能性があります。「コギリーザ」などで唱えても良いのですが、手札に戻ってこないのが難点です。
3.欠点
無色に弱い点です。特に最近はジョーカーズが速いのですが、止めようがありません。また、「デリート」系のデッキで「ドキンダム」されても為す術がありません。コストに関しても、5マナでは間に合わなかった、ということもよくあります。最近は「テック団」などの優良トリガーが多いので、このカードに頼る必要もなくなって来たか、という部分もあります。
4.おわりに
好みや環境に左右されるカードではありますが、無色以外のデッキならだいたい刺さる、と考えれば、悪いカードではなさそうに思えます。5cだって、赤を宣言しとけばだいたい攻撃は止まりますし、最近の水の魔道具エクストラターン糞デッキにも、「黒」とか言っとけばだいたい止まります。エクストラターンでドヤってくるやつにドヤり返しができるのも嬉しいですね。
2019年1月24日木曜日
カード考察63:マグナム・ルピア / クリムゾン・チャージャー
ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら。
今回のカードはこちらです。
評価:82点
3マナ、火単色、3000パワー、踏み倒しメタ、呪文側に4マナ1ブースト(チャージャー)という破天荒なカードです。ついでに2000以下バーンもついていますが、それは本当におまけ。火の単色である点がどう響くかが、ハイランダーにおいては重要です。
1.利点
序盤にしか活躍できない踏み倒しメタが、チャージャーがあることで中盤でも活躍できるようになりました。(以上)
2.シナジー
ランデスとのシナジーがあります。チャージャーを「サイクリカ」するときは、マナでも手札でも好きな方に持ってくることができます。(以上)
3.欠点
このカードの強さは言わなくてもわかりますが、欠点が多いのでそこを紹介します。大きく分けて3つあります。
1つ目:赤単色
ハイランダーにおいて、色は重要です。召喚するためのマナが足りなくなる点は、光のクリーチャーにも言うことができますが、いざマナに置く時にわざわざ赤の単色を置く必要があるのかどうか。
2つ目:破壊
踏み倒しクリーチャーを破壊することより、デッキボトムに送るほうがそれは強いでしょう。「ボウガイ」とどちらを採用するか、という点では、最も議論になる点ではないでしょうか。
3つ目:器用貧乏
このカードは、マナを増やすカードとしても使うことができます。強い。しかし、盤面に居るときはただのオリオティスです。2マナでいいじゃない。確かに、踏み倒しメタがマナブーストを内蔵しているのは強いです。しかし、盤面での能力だけで比べると「ボウガイ」に劣ります。
ざっと述べてきましたが、なんかほんとに微妙。強いのは強いが。。。期待しすぎなのでしょうか。
4.おわりに
強いカードです。良いカードです。しかし、かゆいところに手が届かないカードです。もしチャージャー側が自然の4マナだったらなお良かった。とか、ないものねだりをしてしまいます。私は多分、ハイランダーには採用しません…と、これを書いていた時には思ったのですが、普通に採用して使っています。
今回のカードはこちらです。
評価:82点
3マナ、火単色、3000パワー、踏み倒しメタ、呪文側に4マナ1ブースト(チャージャー)という破天荒なカードです。ついでに2000以下バーンもついていますが、それは本当におまけ。火の単色である点がどう響くかが、ハイランダーにおいては重要です。
1.利点
序盤にしか活躍できない踏み倒しメタが、チャージャーがあることで中盤でも活躍できるようになりました。(以上)
2.シナジー
ランデスとのシナジーがあります。チャージャーを「サイクリカ」するときは、マナでも手札でも好きな方に持ってくることができます。(以上)
3.欠点
このカードの強さは言わなくてもわかりますが、欠点が多いのでそこを紹介します。大きく分けて3つあります。
1つ目:赤単色
ハイランダーにおいて、色は重要です。召喚するためのマナが足りなくなる点は、光のクリーチャーにも言うことができますが、いざマナに置く時にわざわざ赤の単色を置く必要があるのかどうか。
2つ目:破壊
踏み倒しクリーチャーを破壊することより、デッキボトムに送るほうがそれは強いでしょう。「ボウガイ」とどちらを採用するか、という点では、最も議論になる点ではないでしょうか。
3つ目:器用貧乏
このカードは、マナを増やすカードとしても使うことができます。強い。しかし、盤面に居るときはただのオリオティスです。2マナでいいじゃない。確かに、踏み倒しメタがマナブーストを内蔵しているのは強いです。しかし、盤面での能力だけで比べると「ボウガイ」に劣ります。
ざっと述べてきましたが、なんかほんとに微妙。強いのは強いが。。。期待しすぎなのでしょうか。
4.おわりに
強いカードです。良いカードです。しかし、かゆいところに手が届かないカードです。もしチャージャー側が自然の4マナだったらなお良かった。とか、ないものねだりをしてしまいます。私は多分、ハイランダーには採用しません…と、これを書いていた時には思ったのですが、普通に採用して使っています。
多色の良クリーチャーがたくさん出て来たおかげで、色に困ることは少なくなり、また、「可憐チルドレン」の召喚に必要な色で単色という点もありがたい場面があります。
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カード考察212:ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
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