2018年11月12日月曜日

カード考察56:封鎖の誓い 玄渦

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。

























評価:80点
 光、3マナ、相手の墓地のカードが移動しない、です。墓地回収、墓地蘇生を止められるほか、「サイクリカ」による手札への移動がなくなります。

1.利点
 墓地を利用する相手をことごとく止めることができます。特に、3マナという軽いクリーチャーですので、早めに踏み倒してくるような「デスザーク」系のデッキにはガンガン刺さります。ジョーカーズの「パーリナイ」も止めることができますね。墓地を利用するデッキは意外と多いので、とりあえず立てておくのも良いのではないでしょうか。

2.シナジー
 デッキ破壊と相性良しです。「サイゾウミスト」による山札回復も止めることができるので、安心してデッキを崩して行くことが可能です。また、墓地ソース相手にもデッキ破壊を仕掛けることができるようになりますね。

3.欠点
 場残りの悪さ、刺さるデッキとそうでないデッキがあるという点が挙げられます。確かに墓地ソースを止めるのは強そうですが、簡単に除去されるのがネックです。実は複数(2,3枚)積みたいカードですね。ハイランダーにはやや入りにくいかもしれません。

4.おわりに
 効果が簡潔な分、記事も非常に簡潔です。正直ハイランダーに入れるかどうかは迷うところですが、あればあったで面白いカードですね。墓地ソースがこのカードに対抗策を講じなければならないというだけで価値があります。今後の活躍に期待して80点です。














2018年11月11日日曜日

カード考察55:パック・リーマン

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。

























評価:79点
 9マナ、自然単色、Tブレイカー、相手を2体マナ送り&そいつらの出たとき効果を使うことができる、です。クリーチャーの効果をパクるというのは、デュエマでは珍しい効果だと思います。というか、パクれなくても2体除去というだけでもだいぶ強いので、いいおまけがついてきたという感じです。

1.利点
 相手を除去しながらTブレイカーを用意するという点は非常に有用です。かの「ヴィルヘルム」だって、クリーチャーを除去しながら、こちらのマナを増やしながらのTブレイカーだったことを考えると、こちらは2体除去が可能な点で使い分けができますね。

2.シナジー
 「ホーガン」でぜひ釣ってみたいカードです(個人的感想)。序盤から相手を2体除去した上に、それらのcip使ってドローやらブーストやら追加効果を得たりするなんて、ゆめが広がります。パワー的にも、「グラスパー」圏内です。「グラスパー」で最大2体、このカードを踏み倒して更に2体で4体除去が可能です。

3.欠点
 相手依存な効果だという点です。cipを持たないカードだったり、協力なcipでも「VAN」のように「召喚によってバトルゾーンに出たとき」だったら使えなかったり(多分)、そもそも置換効果で手札に戻る場合は使えなかったり(おそらく)するのかなー。裁定まちな部分も多くありますが、どちらにせよ相手に依存しているカードなので、やや安定に欠けるか、という感じです。なんなら「マッハファイター」くらいつけてくれていれば、この欠点もすこしはカバーできて80点台に上がっているのに、という感じですね。


カード考察54:闇の花カオスヒマワリ

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。



評価:69点
 11マナ、自然単色、マッハファイター、Tブレイカー、バトルに勝てば相手を2体までマナ送りにし、送った数だけ自分のマナからクリーチャーを踏み倒し(ただし相手が選ぶ)、です。とても面白い効果ですね。ようするに、3体除去2体踏み倒しというはでな効果です。

1.利点
 相手を除去しながら展開できるのは大きな利点です。また、自身もTブレイカーなので、展開したクリーチャーと一緒にトドメを刺しにいくことも可能です。

2.シナジー
 「蒼龍の大地」とシナジーなのは「モアイ」と一緒。cip効果持ちのカードとはたいていシナジーを形成します。相手のクリーチャーの数にもよりますが、除去効果持ちクリーチャー、ハンデス効果持ちクリーチャーを踏み倒すのが現実的ではないでしょうか。踏み倒したいクリーチャーを具体的に上げるとすれば、「ニコル」、「ロマネ」、「ギヌス」、「サイクリカ」、「ヴィルヘルム」、「ドラゴ大王」、「VAN」、「覇」などでしょうか。cip効果もですが、置物として有能なやつら(モアイなど)を出すのも良いですね。何を出すかは相手が決めるので、「ジオザ・マン」や「スカル」などで予め調整しておきたいところです。

3.欠点
 マッハファイターの利点の一つに、「カマス」系のアンタッチャブルを潰すことができるという点が挙げられますが、ここまで重いとそういう使い方はできません。また、相手のクリーチャーが少なくとも2体いなければ踏み倒しまで実現しないという、派手な効果な割には超絶相手依存です。変なタイミングで「ホーガン」などで引き当ててしまった場合など、不発もいいところです。11マナ使って相手殴り潰して終わり、なんていう、何をしたいのか分からないという状況が用意に想像できます。トドメに、相手のクリーチャーをマナ送りにできなかった場合(エターナルΩなどの置換効果)であれば、こちらが踏み倒すことが(おそらく)できないであろう点が挙げられます。
 まとめると、使いにくい、ということです。

4.終わりに
 効果も特徴的で面白く、相手が並びまくるようなデッキに対しては非常に有効でしょうが、そんなに並んでいる状況で且つこちらに11マナのクリーチャーを召喚できる余裕がある状況なんて、そう簡単に実現しないでしょう。このカードを採用するなら、ハイランダーというよりは「シルキード」のデッキに数枚刺さっているという方がしっくりきます。












2018年11月7日水曜日

カード考察53:崩壊と灼熱の牙

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。




評価:73点
 4マナ、闇火レインボー、使用ターン中、相手のクリーチャーが破壊されるたびにマナ&シールドを墓地に送る、です。かつて「ロマノフ」パイセンやら「シーザー」皇帝に使い回されたり、「無限掌」されたりしたカードです。除去コン的なデッキには一度刺してみたいカード。

1.利点
 トリガーを無条件でポイーできるのは強いですね。最近では盾がえげつないことになるデッキもあるので、その山積みになった盾を墓地送りできたらどんなに嬉しいことでしょう。

2.シナジー
 破壊系のカードとシナジーするのはもちろんですが、中でも「学校男」とは良い関係です。後半6マナ以上ある状態で、「学校」と併用すれば、実質6マナでクリーチャー&マナ&盾を割れるというえげつない効果になります。もったいない使い方ですが、後半に引く「学校男」のはーつっかえ具合を考慮するとワンチャンスありそうな気がします。
 破壊系でもう一枚上げるなら、「ニコル」です。殴るだけでマナを使わずに破壊ができるだけでも強いので、追加でこのカードを使用すればなかなかおもしろいことになります。ビートもはかどります。
 更には、「グラスパー」から「ギヌス」で相手を破壊してみたり、「九十九」と「トワリュウ」で全ブッパも可能です(13マナ必要ですが)。返しのターンに、相手が全部寝ているところを狙えたらとても気持ち良いのではないでしょうか。

3.欠点
 使用タイミングが限定されすぎ問題。いつでも使えるわけではないので腐る未来しか見えません。破壊系カードを沢山採用して、除去コントロール的な色を強めたら存在価値も大きくなるのではないでしょうか。
 なお、置換効果で破壊されなかった場合(破壊される代わりにマナやデッキの下に行った場合や、エスケープなどの場合)はマナ・盾破壊できないので要注意です。

4.おわりに
 このカードに頼ることなく、いいタイミングで来たら使用する、位の気持ちでの採用になりそうです。それならいっそ、複数積んだほうが良いかもしれません。なんにせよ、ステキな効果なので、お好みでどうぞ、という感じのカードですね。








2018年11月6日火曜日

カード考察52:ブレイン・タッチ


ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。


関連画像





















評価:82点
 3マナ、水闇レインボー、1ドロー1ハンデスです。わかりやすく強い効果ですね。ランダムにハンデスできるだけでなく、ドローができるので、とりあえず打つ、ができるカードです。ハイランダーにおいて、とりあえず打てるカードは本当に強い。

1.利点
 ハンデスをしながら手札補充ができ、次の動きにつなげることができます。また、デッキ圧縮として使うことができるので、後半にトップで引いても困らない点は嬉しいですね。

2.シナジー
 シナジーというよりは、単体で強いカードの部類に入ります。

3.欠点
 効果が中途半端。玄人向けといえばそう言えないこともないのですが、今ひとつといえば今ひとつです。例えば4マナで2ドローになればより使い勝手が良くなります。ハイランダー的には3マナも4マナもそう変わりないので、どちらかというとコストの軽さよりは効果の派手さがほしいところ。5マナにでもして、トリガーつけて、1ハンデス1ドロー、更に自身が手札を切れば追加で1ハンデス、くらいの派手さがあれば95点は堅いですね。

4.おわりに
 使い勝手がよく、実際に使ってみると本当に便利なカードです。しかし、この手のカードは複数枚ほしいですね。1枚だけ刺しておく理由が乏しいのが、80点前半の点数の理由です。

2018年11月5日月曜日

カード考察51:腐敗聖者ベガ

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。

関連画像

評価:75点
 光闇レインボー、5マナ、ハンデス、盾増やしです。5マナなので「ジェニー」のようなコントロールはできませんが、逆に中盤~終盤の相手の手札が少ないときに使うことができればそれだけで美味しい。更に盾まで増やしてくれるので、守りに自身がないハイランダーにはもってこいのカードです。

1.利点
 盾が増える。以上。という感じです。ハンデスは正直おまけみたいなもの。もちろん真逆の考えをすることもできますが、ハイランダーにおいて、何かコントロールをしながら盾を増やす、という選択肢は意外と少ないものです。例えば、「サッヴァーク」のように殴るか、「フェニックスライフ」のようにマナブーストをしながらか、くらいしかありません。単純に珍しい効果だと思います。

2.シナジー
 盾が増えるので、「サッヴァー」と相性が良いと言っても良いでしょう。エスケープ持ちのカードとも相性がよいので、超次元の「ネバーエンド」と合わせて使っても良いかもしれません。更に、4→5の流れで、「ジェニー」を経由してこのカードを使うことも考えられます。

3.欠点
 5マナというコストが微妙。4マナなら強かった。5マナ使ってまで1枚ランダムハンデスをしたいかと言われるとそうでもなく、盾が増えるからといってこのカードを使うタイミングではもはや1枚増えたところで焼け石にファイアーです。
 また、このカードが仮に盤面に出て、そのまま残ったとしても、使いみちがありません。「ジェニー」のように落としたいカードがあるから出すというならまだしも、1枚ランダムハンデスしただけ、というのでは悲しい。せめてブロッカーでもついていれば。。。いや、それはそれで強すぎる気もする。

4.おわりに
 正直強いです。ただ、このカードをより活かす構築にしたいですね。例えば、このカードがたねポケモンになるような進化カードを積んでみたり、「獰猛」のエサにしたりということができれば良いのです。「オーケストラ」と組み合わせる?「パラスキング」に侵略させる?使い方はありそうですが、それが実践レベルかと言われると、少しイマイチ。

















2018年11月4日日曜日

カード考察50:執拗なる鎧亜の牢獄

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。

「執拗なる鎧亜の牢獄」の画像検索結果


評価:78点
 水・闇・火レインボー、5マナ、バウンス、ハンデス、条件付きで盾焼却のカードです。正直「ニコルボーラス」のほうが強いと自分の中で噂のカードですが、こちらの利点もしっかりあります。ハイランダーっぽいとても良い、優秀なカードです。

1.利点
 バウンスではあるものの確定除去、その後に更にハンデスもできるという点です。バウンスの欠点は、手札が増えること。そのデメリットを打ちけすハンデスがついている点は高評価です。更に、戻したカードと同名のカードをハンデスすれば、盾を一枚焼却できるという執拗なまでのおまけ効果がついています。6マナでよかったからトリガーつけてくれたら最強呪文の一角を担っているカードです。
 更に、超次元クリーチャーに対しては除去アンドハンデスをかますことができる超絶優秀なカードです。加えて、進化クリーチャーも対象にできる点で「陰謀計略」に勝っていると言っても良いでしょう。

2.シナジー
 実は「ニコル・ボーラス」と一緒に入れておくと強い。ハンデスしたあとなら、ほぼ確定で盾焼却まで持っていける。ただ、このカードは「サイクリカ」などで使い回すようなカードでもないため、ここぞというときに使いたいカードです。したがって、「スカル」のような回収要員と良いシナジーを形成してくれます。

3.欠点
 除去カードにしてはコストが重い。トリガーもついていないので、除去が必要なビートや速攻相手に活躍する場面が少ない。色が完全に「ニコル」とかぶっている。ということで、現在の私のデッキには入っていません。しかしそれでも、使い勝手が良いことは否定できないでしょう。5cコントロールに採用するかどうかすら迷う価値があるレベルのカードだと信じています。

4.おわりに
 いろいろできるカードには、厄介なルールがつきものです。こちらのカードも同様に、ルールが厄介です。例えば、戻せなかったクリーチャー(パーフェクトギャラクシーなど)と同名カードを捨てても焼却はできない、というものがあります。要するに、以下のように捉えることになります。

 「クリーチャーが手札に戻ったなら、そのときに指定したカードが持っていた名前と同じものを捨てさせたときに盾を焼却する」

ここで、ややこしいルールを簡単にご紹介します。

 ・ゴッドリンクした奴は、2体分以上の名前を持っているということになるので、そのうちのどれかを捨てさせれば良い。
 ・名もなき新人類は、「名もなき新人類」と「指定した名前」を持つので、本体もしくは指定先のカードを捨てさせれば良い。(ゴッドのときと同じだという個人的判断)
 ・相手にクリーチャーがいなくても、とりあえずハンデスできる(陰謀と計略の裁定からの個人的推測)

かつて採用していた時期には、ザ・運ゲーカードとして活躍しました。これで「クロック」焼いて勝った日の酒はうまかった。使ってみてわかる強さがあります。迷ってる方、なんとなくスロットを埋めようとしている方には、おすすめの一枚です。







カード考察49:大河聖霊エル・ドラード

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。




評価:70点
 9マナ、光水レインボー、Tブレイカー、テキストが読みにくいので下に掲載します。

 ・相手のターンに、相手のクリーチャーがそのターンまだ一度も攻撃していなければ、相手のクリーチャーは可能であれば攻撃する。

 ・相手のクリーチャーが自分を攻撃してブロックされなかったとき、カードを1枚引く。その後、コストを支払わずに、手札からSトリガー付き呪文を1枚唱えるか、sトリガー付きクリーチャーを1体召喚しても良い。

 要するに、殴ってないなら1回は必ず殴れ。殴ったね?ブロックしないから1枚引くよ?手札からトリガー使い放題だよ?という感じです。ブロッカー以上の役割を果たしてくれます。

1.利点
 トリガーの呪文でもクリーチャーでも使えるという点は大きいです。受け身としてのトリガーでも、次のターンの返しとしてのトリガーでもよいので、選択肢が広がります。また、攻撃を通したとしても、単純にトリガーチェックが入るだけです。手札が増えます。トリガーの使用タイミングをずらせるというのも魅力的な要素です。

2.シナジー
 トリガー持ちのカード全てとシナジーします。呪文に軸をおいたハイランダーの受けを更に強化するカードではないでしょうか。

3.欠点
 重い、除去耐性なし、という点です。確かに効果は強いです。トリガービート的なハイランダーを組むならほぼ必須と言っても良いかもしれません。しかし、優秀な効果を持つ置物は、その場に留まってこそ役に立つのです。

4.おわりに
 正直、どのように使うべきかよくわからなかったカードです。効果は素敵。トリガーをたくさん入れたデッキでぜひ使いたいが、流石に重すぎではないか。このカードを出してまで受けを強くするくらいなら決めに行くほうが賢明なのでは、などと考えてしまい、結局うまくまとまりませんでした。
 どのように使うべきか、もしくは実際に使っているという方は、教えてください。







カード考察48:ウソと盗みのエンターテイナー

ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

今回のカードはこちらです。







評価:90点
 火・闇レインボー、4マナ、踏み倒しメタ、攻撃されないやつです。「オリオティス」系と違って、相手のマナの枚数にかかわらずに潰せます。まあ、どちらを採用するか、というよりは、両方採用したいですね。

1.利点
 火文明が入っている踏み倒しメタの置物という点です。また、レインボーでもあるので、「サイゾウミスト」と合わせて5色揃うのも嬉しい。ハイランダーにおける4マナは、3ターン(~4ターン)目に着地できる初動と言ってもいいコスト隊なので、小回りが効くという点でも評価できます。というか、「天門」や「バイク」、最近では「GGG」とかも潰せるので、それだけで十分。速攻だけでなく、ループにも刺さる点がとても大きいです。
 さらに、「オリオティス」系を単体で立てておく不安を解消するためのものでもあります。

2.シナジー
 「バベルギヌス」で相手を除去したり、「獰猛」で相手だけ破壊したりと、こちらから能動的に相手を除去することも可能です。また、ランデス系からマナを縛り、踏み倒しに抱く一縷の望みを踏み倒すこともできます。もちろん、トリガー獣を潰すことも可能です。(効果を消せるとは言っていない。)おまけとして、「イッツショータイム」で相手が出したクリーチャーを破壊することも一応可能です。このカードに関しては、シナジー云々よりも単体で強いのが売りですね。

3.欠点
 「九十九」と相性が悪いことです。このカードは、相手が出たときに発動する効果なので、「九十九」に無視されてしまいます。それよりは「VAN」や「大王」を入れたいですね。

4.おわりに
 超絶バランスの良いカードだと思っています。例えば、光が追加されて5マナになって、オリオティス効果も付属したり、ブロッカーがついてみたりしたところで、このカードの良さである4マナという利点がかすみます。水が入ってトリガーバウンスつき5マナになっても同じです。確かにそういうカードが出れば採用したいのですが、だからといってこのカードの価値が下がることにはなりそうにありません。4マナだからこそ強い、そして、効果も壊れたものではない。ゲームバランス的にもハイランダー的にも、とても良くできたカードです。













リプのカードでハイランダー

Twitter(X)で募集したカードだけでハイランダーを構成。過去にもやったことがあるが( 過去にできたデッキはこちらから )、今回はマイナーなカード(渋いカード!)を採用するために、次のルールを採用した。 ルール  ・リプライ欄のカードのみで構成。 ・カードが被ったら不採用。 ...