2021年11月28日日曜日

カード考察162:終末縫合王 ミカドレオ

  ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

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評価:89点

 10マナにしては効果がモリモリ。殴っても勝てそうだし、守るなら自身がブロッカー。強い。ディスペクターではあるが、ディスタスたちが低コストなので、ササゲル系デッキと合うのかどうかは微妙。

1.利点
 殴ってもQブレイカー。立ってるだけでもブロッカーでEXライフ持ち。除去に手間がかかる上に、放っておけば特殊勝利。「プチョヘンザ」程度の除去札では超えられないパワーライン。ただでも面倒なのに、出た時にクリーチャー踏み倒し。踏み倒したクリーチャーの効果によっては、ハンデス・ランデス、呪文封じなど、次のターンの動きを制限してくる可能性もある。とりあえず、強い。

2.シナジー
 「ヴィルヘルム」や「ボーラス」など、相手に干渉する効果持ちのクリーチャーと相性良し。そうすると、自然とマナこすとが高めになるため、「鬼丸覇」との相性も良くなる。
 「覇」に関しては、ガチンコジャッジで勝ったところで攻撃を止め、特殊勝利を狙うこともできる。
 「ザーディクリカ」を引き当てて、「ボルバルエッジ」なら、アタックを挟まずに安全に自ターンを迎えることができる。「グラスパー」が盤面にいる状態でなら、マナにある「ザーディクリカ」も踏み倒せるのでより可能性が上がる。ただし、横になっているクリーチャーがいない状態ではシールドを割りにいくことになる。
 相手ターンにクリーチャーを出す手段である「ホーガン」などで8コス以上のクリーチャーを出せば、ターンが返るとなぜか勝利する、ということも起こりうる。「神歌と繚嵐」では、ターン終了時に山札に戻るので、EXライフ持ちのカードなどでなければ成立しない。
 「ガイアッシュカイザー」のサポートを受けられる。
3.欠点
 踏み倒すと効果がでない。このクリーチャーではなく、他のクリーチャーを除去されると殴るしかなくなる。特殊勝利を狙いすぎると痛い目を見るため、デッキをそちらに尖らせるか、殴るタイミングをしっかり見定めてプレイする必要がある。

4.終わりに
 単に入れても強いが、一応8コスト以上を8枚くらいは用意しよう、というつもりでデッキを組みたいカード。

1 件のコメント:

  1. 見た目通りの豪快なカード
    ツインパクトで上がデカブツ、下が初動となっているヴェルベットや黒豆とは好相性
    その辺やエクスなどを踏み倒せると美味いが逆にデドダム、メイデンぐらいしかないと大分しょっぱいのでどの程度頼るかを構築段階で定めよう

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