2022年2月20日日曜日

カード考察189:ドンドン吸い込むナウ

          ハイランダーデッキに投入できそうなカードをピックアップして、評価・解説をしていきます。評価では100点満点での恣意的な点数付けと雑感、解説では「利点」と「シナジー」、「欠点」の3点を軸に展開します。考察カード一覧はこちら

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評価:85点

 いう必要もないくらい有名なカード。バウンスと手札補充、トリガーつき呪文。山札操作も一応視野に入るカード。4マナなので、手打ちも視野に入れることができる。

1.利点

 単色なので、マナが事故を起こしにくい。また、4マナであるため、2→4のマナカーブに対応。3ターン目に打てる重要な除去呪文。トリガーもついているため、バランスの良いデッキが組める。

2.シナジー

 自分のクリーチャーもバウンスできるので、「サイクリカ」や、革命チェンジなどのカードを再利用できる。

 革命チェンジに関しては、山札の上から5枚をサーチできるので、手札に欲しい時に持ってくることができる。「プチョヘンザ」に関しては、自然文明を持っているので、相手をバウンスしながら展開することができる。

 同じ理由から、ニンジャストライクとの相性も良い。「サイゾウミスト」であれば、バウンスしつつ手札に忍者を持ってくることができる。

3.欠点

 トリガーしたときに、「ハヤブサマル」を持って来てしまうと、バウンスができない。単色呪文なので、メタられやすい。

4.おわりに

 「水撒く」や「火噴く」など、マナブーストがついているカードや、クリーチャー版の「カツキング」が登場するなど、このカードでなくても良くなって来ている。しかし、4マナで打てるという点や、その後の展開につなげるマナブーストカード(自然)を持って来ながら除去をこなせるという点は、5c系のデッキにおいてはやはり優秀。全く採用されなくなる、という日はおそらく来ないであろうカード。

2022年2月14日月曜日

カード考察188:計略の手 / 陰謀の手

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評価:85点

 「陰謀と計略」がそもそも強かったのに、それぞれの効果を単体でも使えるとかどんな便利カードだよ。

1.利点

 初動としても、中盤の除去としても使える。どちらかを使うこともできるし、マナしだいではどちらも使うという選択も可能。

 ハンデス風味のデッキなら、ハンデスを継続して行いながら、盤面のケアもできる。

 超次元クリーチャーなどに対しては非常に強い。

2.シナジー

 単体で強いカード。

3.欠点

 両方を同時に使うと、結局「陰謀と計略」と同じような効果。終盤になるほど、ありがたみが薄れてくる。

4.おわりに

 判明していないことが多すぎるのだが、

・扱いは単色呪文か多色呪文か

・コスト軽減はどちらにもかかるのか(フランツなどで、2マナ軽減できるのか)

・サイクリカなどで踏み倒す場合も、ワンダブルが使えるのか。

・ワンダブルの時の、呪文の効果の処理順番は上からなのか(ハンデスしてからバウンスができたら、より強力。)

・ワンダブルしたら、2回呪文を唱えたことになるのか

ゴクガロイザーサイクルペディア的な感じで2回唱える場合、どういう順番で唱えるのか。

などなど、新しいテキストが出るたびに必ず出てくるたくさんの疑問がある。裁定次第で今後のワンダブルへの注目度も変わってくると思う。

カード考察187:13番目の計画

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評価:75点

 デッキの枚数を増やすことがマイナスにでる場合もあるし、ハイランダーにおいて果たして吉と出るか凶とでるか。採用には少し慎重になるべきかもしれない。


1.利点

 採用したいカードの種類が増える。ハイランダーにおいては、その種類がものをいうので、採用できるカードが増える=対応できる相手が増える、である。したがって、基本的には枚数を増やすべきである、という考えもあるだろう。

2.シナジー

 「ホーガン」などの当たりを増やしたり、「セブンスタワー」などを用いた大量マナブーストや大量ドローがしやすくなる。

 「クリスタルメモリー」などのサーチカードの選択肢が広がる。

3.欠点

 欲しいカードを引きにくくなる。初動に関しては枚数を調整しておけばいいが、中盤や終盤のフィニッシャーに関しては、欲しいカードを引きにくくなる。あのカードなら解決する、という状況で、そのカードを引けないかもしれない。


4.おわりに

 こういう時は、極端な例をかんがえるとわかりやすい。もし仮に、デッキ枚数を400枚にしたとしよう。初動が引けるかどうかは、80枚入れておけば初手に1枚くる計算になる(はず)。しかし、その後はどうなるか。初動に来て欲しい80枚が途中でたくさん来てしまうおそれがある。また、欲しいカードはいつまで経ってもデッキの下から100枚目のところにある。要するに、増えれば増えるほど、ドロー1枚の価値が下がることになる。400枚のデッキに対して、2枚ドローじゃ埒が開かない。20枚ドローにしてやっと良い感じの引きになる。つまり、40枚デッキにおける2ドローは、45枚デッキでは1.125倍の2.25枚ドローでないと割りに合わない。実質1.8枚ドローしているようなもんである。

 こんな微々たる差よりも、より多くの種類のカードを採用したい、というのであればそれはそれで良いのだが、40枚に納めてこそのロマンがあるようなきがする。

2022年2月13日日曜日

カード考察186:20th SP じーさん

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評価:70点

 山札切れを起こしそうなカード。山札がなくても戦える「ブラックビックバン」と一緒に使うと面白そう。

 ネタカードではあるが、「奇成ギョウ」の効果を逆手にとって攻略できそう。

 敗北回避もついているのが地味におしゃれ。

1.利点

 山札をすごい勢いでけずることができる。無限ループコンボなど必要ない。増えたシールドをじぶんで割って手札にできるので、シールドや手札の枚数を参照するカードと一緒に使いたい。


2.シナジー

 「ブラックビックバン」とは相性よし。「アイフォーミュラ」や、「アレフティナ」の特殊勝利のお膳立てもできる。

 ヒューマノイドなので、「バトライ」から出せる。


3.欠点

 スピードアタッカーがない。耐性がない。山札切れによる敗北をケアしていない。重い。


4.おわりに

 真面目に使い道を考えてみたけど、「アレフティナ」かな?

 「正体不明」から1発で終わるけど、盾ってもう少し簡単に増やす方法あったよね?

 使えるか使えないか、すごく微妙なラインを攻めるのが上手なカードだとおもいました。

カード考察185:地龍神の魔陣

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評価:92点

 3枚みて1ドローか1ブースト。受けにもなる。強い。


1.利点

 序盤でもマナブーストとして、終盤でもサーチとして有用。Gストライクで相手を止められるだけでなく、その後に手札から使ってその後の展開のサポートになる。

2.シナジー

 単体で強いカードなので、シナジーはあまり無いかもしれないが、山札を掘っていけるのでいろいろと悪さはできそう。

 「グラスパー」などの踏み倒しの前にこのカードをつかって、マナに欲しいカードを落とすことも可能。

 「ホーガン」などでめくってしまっても、ブーストかドローか選べる。

3.欠点

 トリガーが良いかGストライクが良いかについてはいろんな意見があるが、やはり相手ターンにブーストする「ライフ」やドンドン〜なう系の方を推したい。

 クリーチャーではないという点が唯一の欠点か。せっかく良い(進化を重ねやすい)色なのに…という感じ。

4.おわりに

 Gストライク無くしてクリーチャーにしたら強すぎ?めくるのを2枚にしても強すぎるか。。。自爆しなきゃいけないデメリットつけても、「アナリス」の存在価値なくなるな。

 最近のデュエマ、過去のカードを過去のものにしようとしてきていますね。よくない。 

カード考察184:零獄接続王 ロマノグリラ0世

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評価:89点

 出た時に2マナブースト、1枚墓地肥やしができる。マナの枚数以下のコストをもつカードを、マナか墓地から蘇生。タップしている限り攻撃されない。マッハファイター。強そう。


1.利点

 マナからだけではなく、墓地からも蘇生できるということで、マナを減らすことなく展開できる。最大2体踏み倒せるという選択肢の幅を持たせている点も評価できる。


2.シナジー

 「ロマネスク」で墓地に落としたカードをそのまま釣るという、「バベルギヌス」のような使い方もできる。

 マナをたくさん貯める「ババンバンバン」とか、「自然星人」とかと合わせても強そう。

 でかいクリーチャーを1体でもいいし、メタクリーチャーを並べても良い。

 「ミカドレオ」の特殊勝利条件を満たしにいくことができる。

 「ホーガン」などで踏み倒せた場合、マナも増えるので次につながる。

3.欠点

 「グラスパー」から飛んでこないので、マナを貯めるか、別の方法で踏み倒すかしないといけない。ナイトを持っているから、ナイトデッキに入れておけば、簡単に出てくるが、それはハイランダーじゃ無い方がいい。

 スピードアタッカーがついていないので、相手がガラ空きならあまり美味しくない。

 2枚目の重たい「グラスパー」と考えればいいのだろうが、小回りにかんしては「グラスパー」に軍配が上がる。


4.おわりに

 「ミカドレオ」を採用してみてから、「グラスパー」で出せるクリーチャーが減ってきた。そろそろ「グラスパー」じゃない別の戦略も考えなければ。

リプのカードでハイランダー

Twitter(X)で募集したカードだけでハイランダーを構成。過去にもやったことがあるが( 過去にできたデッキはこちらから )、今回はマイナーなカード(渋いカード!)を採用するために、次のルールを採用した。 ルール  ・リプライ欄のカードのみで構成。 ・カードが被ったら不採用。 ...