嬉しいことに、このブログを読んでからハイランダーを組みたくなったとか、実際に組んでみた、という方が何人かいらっしゃるようです。しかし、
「組みたくはなるけど、どうせ使えねーし。」
なんてお困りの方もいらっしゃるようです。
そこで、今回は誰でもできるハイランダーの回し方についてカンタンに説明します。とはいえ、ハイランダーの採用カードは人それぞれ。ということで、この記事では、「序盤・中盤・終盤」の3つの観点から解説をしていきます。
1.序盤(3〜4ターン目)
相手が速攻かどうかを見極める必要があります。最初に置くのは、8マナ以上のカードがおすすめです。多色カードなら、なおのこと最初に置いておきたいですね。どうしてもなければ、「マナが高いカード」→「3ターン目までに使えないカード(多色が優先)」→「防御札・メタカード」の優先順位でマナにおけばいいと思います。具体的には、「ハヤブサ丸」や「オニカマス」は、1ターン目は手札に取っておきたいカードですね。
マナを置いたら、次はどう立ち回るかです。メタカードがあるなら、とりあえず立てておきましょう。ただし、相手が明らかにゆっくりしたデッキなら、「オニカマス」系のカードよりは、「ライフ」などのブーストが優先です。
【序盤のまとめ】
マナの置き方:高いマナのカードから置く。多色から置く。防御札は取っておく。
動き方:ブーストするか、メタカードを置く。
2.中盤(4〜6ターン目)
中盤まで生き残ったということは、大きく3つの可能性が考えられます。
◯ 速攻(3キルのループなど)を防ぎ切った
防ぎ切ったなら、あとはやることは一つ。相手の体制が戻る前に、しっかりメタる。具体的には、「プチョヘンザ」や「マグナム」、ハンデス、ランデスなどを用いて、次のスピードアタッカーや踏み倒しを許さないようにする。こういう時に、「ジェニー」などのピンポイントハンデスができれば強いですね。
◯ 相手がブーストしたりドローしたりと、やや遅いデッキの使い手である
相手のブースト以上のブーストを狙いましょう。もしくは、相手のマナを削ってしまえば、必然、こちらの方が早く動けます。具体的には、「宝剣」や「墳墓」、「勝利の流星カイザー」、「弾丸リュウセイ」などによる、マナ破壊や遅延行為です。ハンデスでもいいですが、相手のマナブーストカードや、こちらのマナを削ってくるようなカードをしっかり引き抜かないといけないので注意です。
◯ 相手が事故っている
落ち着いてゆっくりしましょう。ついでにマナ破壊や、後から使いたかったであろうカードを引き抜くのも手です。この間に、メタカードを置いておくことも有効な手段です。
と、ここまで読んでみると、中盤の動きも実はほとんど同じであることがおわかりいただけると思います。
【中盤まとめ】
相手が嫌がることをする。
3.終盤(6ターン目以降)
ハイランダーはどんなに速くても5ターンくらいは勝てません。ということで、ここまで生き延びれば、勝利は目前です。
やることは至ってシンプル。フィニッシャーを出す、です。デュエマにおいて最も難しい(と勝手に思っている)のは、殴るタイミングです。ここからは、いつ殴るか、という指標をいくつかしょうかいします。
◯相手のマナが少ない
マナがなければ、相手の手札が何枚あっても動いてきません。トリガーしたカードや、手札に加えたカードで返のターンになんかされる心配はありません。唯一、トリガークリーチャーによる殴り返しには注意です。手札にニンジャがいれば安心ですね。
◯ シールド焼却機能がついたフィニッシャーがいる
殴ることのデメリットは、相手の手札が増えること。ならば、焼却なら好きなだけ殴れませすね。
◯ こちらに「マグナム」がいる
トリガークリーチャーを破壊すれば、殴り返してくることはありません。
◯ 打点が3+1以上ある
シールドブレイクから手札が増えることで怖いのは、手札が増えた後にたくさん相手のターンがあることです。ブレイクの次のターンには使えないカードも、その次の次くらいには使えるかもしれません。殴ったなら、最後まで殴り切りたい。ならば、ブレイクした次のターンにはトドメを刺しに行けるくらいの打点が欲しいですね。つまり、トリプルブレイク、トリプルブレイク、トドメ、という感じで行けると安心です。
【終盤まとめ】
盤面をガッチガチに固めて(メタや打点を揃えた上で)殴る。
4.おわりに(まとめ)
【序盤】 ブーストかメタ
【中盤】 嫌がらせ
【終盤】 殴る(もしくは特殊勝利を狙う)
こうしてみると、意外とカンタンそうではないですか?
「いやいや、どのタイミングでどのカードを使うかが難しいんじゃないの」
という声が聞こえてきそうなので、もう一つだけコツを。
それは、
自分のターンの初めに、手札とマナを見る
です。超当たり前です。
そう、他のデッキと使い方はそう変わりません。とりあえず使ってみる。これが大事。
スマホを最初に手にした日のことを思い出してみてください。
「このボタン押していいのだろうか。」「設定をいじって、個人情報が流れたらどうしようか。」
そんな不安がありませんでしたか?
でも実際に使ってみて、慣れると、「こんなにカンタンなコトダッタノカ!」と思うようになるでしょう。
ハイランダーデッキも同じです。
まずは作って、回してみましょう。
それでもどうしても不安なら、
「このブログのカード考察記事(考察カード一覧50音順)をみて、どのカードがどんな動きをするのかを確認する」
これで万事OKですね。
そもそもデッキが組めない。
ならここを見ればいいですね。
→iron ハイランダーまとめ
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